- 80. ジェット特別攻撃機“橘花きっか” 昭和20年
- 81. 川崎・ベル47/KHー4ヘリコプター 昭和27年(1952年)
- 82. 三菱・シコルスキーS55ヘリコプター 昭和28年(1953年)
- 83. 富士・ビーチクラフト Tー34メンター練習機 昭和29年(1954年)
- 84. 川崎・ロッキードTー33A練習機 昭和30年(1955年)
- 85. 三菱・ノースアメリカン Fー86F戦闘機 昭和31年(1956年)
- 86. 富士LM・KM航用機 昭和30年(1955年)
- 87. 富士Tー1練習機 昭和33年(1958年)
- 88. 富士・ベルHUー1B/204Bヘリコプター 昭和37年(1962年)
- 89. 川崎・バートルVー107ヘリコプター 昭和37年(1962年)
80. ジェット特別攻撃機“橘花きっか” 昭和20年

日本で初めての純国産ジェット機「橘花」、機体だけでなくジェットエンジンもすべて国内で製造。
ドイツが開発したジェット戦闘機メッサーシュミット Me262を参考にして製造したが、コピーではなく日本で開発された部分が多いとか。(2026.6.13)

昭和20年8月7日木更津飛行場で初飛行に成功したが、8月15日に終戦を迎え実戦配備されることはなかった。(2026.6.13)

ドイツから密かに設計図や資料を運ぶことが計画された、当時、海上輸送は連合国軍の戦艦に阻まれ危険だった、そこでドイツから2隻の潜水艦により、Me262の設計資料やジェットエンジンの設計図が極秘に輸送されたが、1隻は途中で撃沈され、残った一隻に積まれた文献資料や写真のみが、途中のシンガポールから空路で運ばれたため、残った資料で作らざるを得なかったとか。(2026.6.13)
81. 川崎・ベル47/KHー4ヘリコプター 昭和27年(1952年)

戦争が終わり、日本で航空機の製造が許される時代になりました(終戦後7年間GHQにより航空機の開発、研究、製造が禁止されていた)、やっと軍用機ではない航空機の展示になりました。(2026.6.13)

ヘリコプターはよく見るけど、歴史やどんな機種があるのかよく知りません。
ところで竹とんぼみたいなテールローターはどうやって回してるの?(2026.6.13)

川崎航空機(現川崎重工業)が3人乗りを4人乗りに改良したのが川崎・ベル47/KHー4(2026.6.13)

エンジンやその他の機器類が丸見えの状態で、細いパイプで組まれたキャビン後方が繊細でまるでトンボみたい。(2026.6.13)

昭和20年(1945年)は第二次世界大戦が終了した年、そして昭和37年はマリリンモンローが亡くなり、堀江謙一が一人で太平洋をヨットで横断、東京の人口が世界で初めて1000万人になった。
82. 三菱・シコルスキーS55ヘリコプター 昭和28年(1953年)

シコルスキーはアメリカの航空機メーカー、ロシアっぽい名前だと思ったら、ウクライナ出身のイゴール・シコルスキーがアメリカに亡命し設立した会社だった。(2026.6.13)

まるで肉食のトンボが口を開けてるみたいだ。(2026.6.13)


全世界で1,828機が製造されたベストセラー機種、1954年に発足した航空自衛隊で、S-55を救難機に、各自衛隊で多用途機として採用された実績を持つ。

機首にエンジンがあることで重心が下になり安定性が増し、キャビンスペースを確保しているそうですが、こんなにガバッと開いてエンジンが見えるなんて。
まるで新幹線のE5系やE6系の連結部を見ているようです。(2026.6.13)

エンジン部分がよく見えるように鏡が置いてあり、違う角度から見れるようになってます。それにしても細かいところまで作ってあり、見とれてしまいます。(2026.6.13)


ヘリのローターをじっくり見る事なんて無いもんね、仕組みもよく知らない(2026.6.13)

出来るなら中に入って見てみたい、まるで本物のようです・・・。(2026.6.13)

人命救助のためのホイスト(巻き上げ装置)をヘリコプターに取り付けることを提案したのは、イゴール・シコルスキーだったそうです、現在では救助には欠かせない装置になってます。(この装置のおかげでどれだけの人が救われたか)

さすがに、全機退役しているそうです。(2026.6.13)
83. 富士・ビーチクラフト Tー34メンター練習機 昭和29年(1954年)

メンターは世界20か国以上で練習機として採用されているとか。(2026.6.13)

航空自衛隊が初めて導入した初等練習機、多くのパイロットが育ったとか。(2026.6.13)

自衛隊と言えども、いきなり戦闘機に乗る訳じゃないんだね。(2026.6.13)


84. 川崎・ロッキードTー33A練習機 昭和30年(1955年)

Tー33は川崎重工でライセンス生産された、シューティングスターやTバードの愛称で知られ、航空自衛隊では「若鷹」のニックネームで呼ばれた。(2026.6.13)

アメリカのロッキード社のP-80戦闘機を原型に製造し、30か国以上で6500機以上が製造されたとか。(ベストセラーじゃん)(2026.6.13)


Tー33で思い出すのは1999年11月22日に起きた入間川墜落事故の悲しい記憶、コクピットから二人のパイロットが射出装置で脱出したが・・・。(2026.6.13)

機体に張られたデカールも細かいところまで再現されてる。細かすぎて読めないくらい。(2026.6.13)


岐阜県の「かかみがはら航空宇宙博物館」に展示してあるTー33(2018.9.28)
85. 三菱・ノースアメリカン Fー86F戦闘機 昭和31年(1956年)

Fー86Fの愛称が「セイバー」だったのは知っていたが、語源が「サーベル」から来ているのは知らなかった。日本では「旭光」の愛称がつけられた(2026.6.13)

速度が速くなり、翼が後退していますが、空力的な話になると簡単では無いらしい。(2026.6.13)

初代ブルーインパルスで使用された機体、1964年の東京オリンピックで五輪マークを描き有名だった。
(2026.6.13)

垂直尾翼には、当時の部隊マークであった「シャチホコ」が描かれている。(2026.6.13)

1982年(昭和52年)3月15日に引退セレモニーを行い退役した。(2026.6.13)
86. 富士LM・KM航用機 昭和30年(1955年)

自衛隊だからって全て軍用機の塗装じゃないんだ、練習機は割と派手な塗装なんだ。(2026.6.13)

1973年(昭和48年)6月23日21時頃、栃木県宇都宮の陸上自衛隊北宇都宮駐屯地で酒に酔った3等陸曹の整備士が、LM-1を乗り逃げし、行方不明になり大騒ぎになったとか、結局行方は判らず墜落したものと推定される事件があったとか(そんなことがあったんだ、自衛隊の黒歴史だ)

87. 富士Tー1練習機 昭和33年(1958年)

初等練習機のプロペラ機で操縦を覚えたパイロット候補生が、戦闘機に乗り込む前の訓練で乗るのが中等練習機である富士Tー1練習機

航空自衛隊において国産初のジェット練習機「T-1 中等練習機」、昭和35年から航空自衛隊の操縦士育成に活躍、平成18年3月に退役した(ずいぶん長く活躍したんだ)(2026.6.13)

製造したのは富士重工業(現 SUBARU Corp.)、初飛行したのは1958年(昭33)1月19日、スバル360が発売され東京タワーが完成した年。(2026.6.13)



岐阜県の「かかみがはら航空宇宙博物館」に展示されている富士Tー1練習機、引退前の特別塗装が派手でかっこいい。機体には愛称の「初鷹」の文字が。(2018.9.28)

「かかみがはら航空宇宙博物館」の説明看板(2018.9.28)
88. 富士・ベルHUー1B/204Bヘリコプター 昭和37年(1962年)

富士重工(現SUBARU)が1976(昭和51)年から製造した機体(2026.6.13)

どこかで飛んでいるのを見たかもしれない。(2026.6.13)

ヘリは乗ったことが無い、一生に一度くらいは乗ってみないと・・・。
職場の後輩は怪我してドクターヘリで運ばれたけど、痛くて覚えてなかった。(2026.6.13)

89. 川崎・バートルVー107ヘリコプター 昭和37年(1962年)

タンデムローターのヘリコプターと言えばバートルしか知らなかった、名古屋空港が近かったので子供の頃、見るのは自衛隊のバートルしか見たことなかった。(2026.6.13)

ううっ、ガラスの写り込みが・・・。(2026.6.13)

実物はめちゃくちゃ大きい、近くで見ると迫力あります。(2026.6.13)

ローターの吹き降ろす風はダウンウォッシュと呼ばれ、機体の重量が重いほど強くなる。
バートルのダウンウォッシュを浴びてみたい。(2026.6.13)

内視鏡とかで中を覗いてみたいくらい、どこまで作ってるの・・・。(2026.6.13)



海上自衛隊、陸上自衛隊、航空自衛隊にそれぞれ採用され、災害派遣などに多く出動し、日航機の御巣鷹山墜落事故では生存者を救出するなど活躍した。2009年(平成21年)11月3日入間基地の航空祭でラストフライトを行い退役した。2009年はマイケルジャクソンが亡くなり、政権交代により民主党の鳩山内閣が誕生した。(2026.6.13)

こちらは岐阜県の「かかみがはら航空宇宙博物館」に屋外展示されているバートルVー107ヘリコプター。近くで見るとホント大きい、屋外展示は入場料無くても見れます。近くに行ったら見てください、屋外展示だけでも楽しめます。(2018.9.28)
あいち航空ミュージアム ⑯ 名機百選 90~100 へ続く
