スバル レオーネツーリングワゴン(1981年 日本)

4WDと言えばスバルのイメージですが、レガシーの前はレオーネでした。
乗用車タイプなのに雪道やオフロードの走破性が抜群で、オールマイティなイメージでした。

ツーリングワゴンの特徴の一つが二段ルーフでした。最近二段ルーフの車ある?

スキーに行くときなどスバルの4WDは抜群に強く、条件が悪くなるほど有利になり、普段速いクルマを横目にどんどん進んでいきました、自分も3代目レオーネツーリングワゴンでスキー場通いしてました。
今でも4WDと言えばスバルです。
スバル アルシオーネSVX(1994年 日本)

スバルにしては珍しいスペシャリティカーがアルシオーネ。

2代目として登場したアルシオーネSVX、イタルデザインのジョルジェット・ジウジアーロがデザインし排気量3318ccの水平対向6気筒エンジン「EG33型」で、最高出力は240馬力。
サイドウィンドウは写真で分かるように一部しか開かない。

今でも個性的でかっこいいデザインです。(最近は同じようなデザインが多い気がする)
スバル インプレッサWRX(1995年 日本)

WRXのデカールを見るだけで、ラリーファンかラリーに関係してる人が乗ってると勝手に思ってしまうくらいラリーのイメージが強い。

しかも「STI」だ、これ見ただけでとんでもなく速いクルマだとわかる。
しかもオーナーはスバリストだと勝手に決めてしまう。
三菱 ミニカ(1967年 日本)

初代ミニカ(1962年-1969年)車名はミニカー(mini-car)にちなんでつけられた。

このサイズで4人乗り、こんな速度でもロールしてるのが可愛い。
3ボックスで2ドアセダン、羽ミニカの愛称もあり、テールフィンがいいね。

2サイクルエンジンの白煙が、いまどきのクルマでは見ない光景だ。2ストロークのエンジン音と白煙を残して今でも元気です、物を大事にする文化を守らなきゃ・・・車が古くなると税金が高くなる日本の税制はおかしくない?
それにしても車に対して人間が大きく見える。
三菱 360バン(1967年 日本)

三菱自動車初めての4輪商用自動車が360バン、三菱ミニカの原型になった車。
なのでミニカはよく似てる。

エンジンは2ストローク強制空冷2気筒・359cc、フロントエンジンでリアドライブ、ボンネット内にガソリンタンクが同居している。先ほどのミニカと同じでリアフェンダーが少しタイヤにかかるのが特徴でもある。

リアゲートは上下に2分割で開く、リアガラスに張られているプレートには「白煙注意」「2スト車」の文字が。
三菱 コルトギャラン(1970年 日本)

コルトギャランは1969年12月にデビュー、デビュー当初は4ドアセダンのみで、その後バリエーションが広がって行った。背後に控えるGTOもその一つ。

この時代ウィンカーも赤色だった。いつからオレンジ色になった?
三菱 ギャランGTO(1974年 日本)

パレードに出発するのは、いかにも男臭いGTO、GTOと言ってもグレートティーチャーじゃない。
GTOは「Gran Turismo Omologato」の略で(イタリア語でGTレース用ホモロゲーションモデル)を表す

GTOと言えばダックテール、発売当初のキャッチコピーは「Hip up coupe(ヒップアップクーペ)」。
ビス止めのオーバーフェンダーがかっこいいね。
三菱 ギャランΣ(1976年 日本)

ギャラン4ドアの後継として登場したのが、3代目三菱ギャランΣ(シグマ)ヘッドライトが丸目は前期型(後期型は角目になった)、2Lエンジン「アストロン80」のトップグレードがGSRだった。
2ドアクーペは「ギャランΛ(ラムダ)」と呼ばれた。

Σの名前が与えられたセダンは3代続き、平成2年(1990年)にディアマンテに引き継がれるかたちで23年間も続いた。
三菱 ミラージュ(1981年 日本)

三菱の初めてのFF車が「ミラージュ」だった。マニュアルト・ランスミッションのみで、4速の主変速機に副変速機を持つ8速マニュアルのスーパーシフトと呼ばれる珍しいクルマだった。

ミラージュのCMで流れていた「サンライズ・ハイウェイ」は山本達彦を聴くきっかけになり、今でも聴いています。
CMがとっても懐かしい。
そして、山本達彦は今でもライブなどで活躍していて、当時のままのイメージなのがすごい。
三菱 ランサーEX(1984年 日本)

73年に登場した初代ランサーは、同年のサザンクロスラリーでいきなり1〜4位を独占。翌年のサファリラリーでも優勝するなど、ラリーのイメージが強かった。
1981年発売された「1800GSR-ターボ」は「ランタボ」の愛称で呼ばれ、三菱の乗用車として初めてターボを装着した。

RALLY ART(ラリアート)のステッカーが貼ってあるだけで速そうな硬派な車に見えた。
三菱 パジェロ エステートワゴン(1984年 日本)

「パリ・ダカールラリー(パリダカ)」でいきなり市販車無改造クラスで優勝を成し遂げた。1985年には総合優勝も達成するなどRVブームが日本に巻き起こり、パジェロは人気車だった。

RVブームの頃はオフロード車が各社から発売され、スキーやサーフィンなどのアウトドアブームもあり、シティオフローダーだらけだったが次第にブームが去り、パジェロも2019年8月で国内生産終了となってしまった。
「第35回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」⑧へ続く