40℃超える暑さの中、日本一を体験したくてロードバイクで多治見市へ。

自転車の旅

多治見市は暑い街で有名で、もしかしたら日本一になるかもと思い、自転車で向かいました。
途中のJR中央本線の定光寺駅で休憩です、川沿いの民家の上にあるのが定光寺駅です。
今休憩している、城嶺橋(しろがねばし)からの夕暮れの風景が2018青春18きっぷのポスターになったらしい。いつも見ている風景がポスターになるとなんだかうれしくなってしまう。

サイコンの温度計は既に45.7℃になってます、ホントだったらすごい温度なんだけど。
でもアスファルトの上はそれくらいあるのかも・・・

城嶺橋から下流側の風景も定光寺で有名ですが、残念ながら千歳楼は既に廃墟となり、昔の賑わいは嘘のようです。
放火や白骨死体が出てきたりとホントの心霊スポットになってしまいました。

愛岐道路を走り、多治見駅前に到着です。
駅前の温度計は37.4℃を表示しています。ここからどこまで上がるのか・・・楽しみです。

日本一の瞬間を撮るためかテレビ局が各社スタンバイしています。
毎日、取材してるのかな?ご苦労様です。
折角来たので今日こそ日本一になってくれ・・・と願っているに違いない。

暑い中、ただひたすらに気温の上昇を待つなんて、辛い仕事です、しかも日本一にならなかったら仕事にならない。
2位じゃダメなんですかって・・・2位じゃダメなんですよね。

多治見駅でずっと待っているのも嫌なので、多治見駅から近くの永保寺にやって来ました。
普段は通り過ぎてしまい、中に入って見たことはありません、こんな時しかじっくり見る機会はありません。
たまには、見学してみます。

初めて来たけど、結構すごいお寺なんです。
国宝があるし、庭園は国指定文化財だったり、広い敷地の中にはいろんな建築物が(何か知らないので言葉が出てこないのが残念)もっと勉強しなくては・・・。

上の写真の中央部、池の上にかかる橋(無際橋)の岩の上にあるのが六角堂なんだって。

境内に大きなイチョウの木が、何か説明文が。

700年前から生きてるなんて、樹木っていったい何年寿命があるの・・・、屋久島の杉とかも凄いし。

古い文化財を保存するのって大変だよね、火災や戦争で焼失した神社仏閣はたくさんある。
永保寺は直ぐに学生や市民から募金運動が始まったとか。

シカトってここから来てるの、知らなかった。勉強になります。フフッきっと誰かに自慢するに違いない。(知ったかぶりして、返り討ちになるんだな、これが・・・)

ここに来ると、いつも景色見るために止まります。自然と人工物がマッチング。

土岐川沿いを走っていて、この辺りだけこんな渓流みたいな風景だと思う、この先に行くともっと穏やかな景色になる。

土岐川の堤防道路を走っていると、おしゃれな店があり、ランチの為に入店しました。
「珈琲侍屋」で野菜たっぷりカレーを注文、これがおいしかった。ほんと野菜たっぷりで、暑さで疲れた体が復活しました。

せっかく土岐に来たので、意味は無いけど土岐市駅に来ました。
今まで土岐駅だと思ってました。土岐市駅と「市」が付くんだ、ずっと土岐だと思ってた。
美味しいカレー食べたので、今から多治見に戻ります。

多治見に戻り、駅前の温度計を見ると41.4℃です、まだ上がるのか・・・。すでに暑いけど。

やがて41.6℃になったけど、なんと熊谷市が日本一で多治見は2位らしい。
2位じゃダメなんです・・・しかも、駅前の表示と公式発表は違うみたい。でも40.6℃もすごいけど。

駅前に集まった人もニュースを知って残念そう、みんな日本一を期待してたからね。
さあ、熱中症にならないように暑さを楽しみながら帰ろっと。

40℃を超える暑さの中、無事帰宅しました。
日本一にはなれなかったけど、40℃を超える気温でもサイクリングできたし、普段見ることの無かった永保寺や、おいしいカレーの店も見つけたし、収穫はたくさんありました。
機会があれば、また日本一暑い街に行きましょう

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