京都・大阪の旅 4日目 ㉓ 最終日の朝 大阪城

旅の写真

ホテルとか旅館とか、旅行で食べる朝食ってどうしてこんなにおいしいの・・・。

地盤沈下の大阪駅

大阪駅に来ました、駅構内を見ると小さな階段やスロープがあちこちに・・・。

階段やスロープが気になって、下ばっかり見てます、大阪駅は上ったり下りたりが多い・・・

桜橋口近くのスロープに立っているのは「光る柱時計」といい、光り方で時間が判るようになっているそうです。
上の光が今何時か、下の光が分を5分刻みで表しているとか。
何時何分かさっぱり判らんけど・・・

階段見るために、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、まるで不審者です。

みんな地盤沈下で出来た段差に見えちゃう、だって最大1.8mも沈下したと聞いたので、どこなのか気になります。
元々、地盤の緩い土地だったので「埋めた」が「埋田」になり「梅田」になったとか・・・
大阪駅は地盤沈下の影響を大きく受け、列車が勾配を登れなくなったりしたので、地下水のくみ上げを規制した、そして対策として、1962年(昭和37年)までの5年間に、人の手で堀った穴で245本の杭を作り、地盤沈下に対抗したとか。

下ばっかり見てると前に進まないので、移動します。
大阪環状線は、ぐるぐる回っている列車ばかりではなく、色々な方面に行く列車があり、知らずに乗ると、思ってもいないところに行くので「環状線の遠心力に飛ばされる」、と表現することもあるみたい。

大阪城公園駅

JR大阪城公園駅には、色々な絵巻物みたいなディスプレイが、ここから気分を盛り上げてます。

駅舎の外観はいたって普通です。

川の駅 大阪城港

川の駅とは・・・港があるの?大阪は川が多く、昔から水運が発達していたみたいです。
水上バスの看板があるので行ってみました。

水上バス アクアライナー

船体が低い船が停泊してます、遊覧船ですか?

ぺったんこで速そう、ぺったんこなのには理由が。

地盤沈下のため橋が沈み、水面が上がったため背の低い船しか運航できないとか、地盤沈下は大阪駅だけの問題ではなかった。

店内には機関車の展示もあるらしい、知らなかったので動輪の写真だけ。

大阪城

織田信長が欲しかった場所に立つ大阪城、上部は豊臣秀吉の作った城で下部は家康の城をくっつけた合作なんだって、そんなの知らなかった。
自分も含め、観光客はホントの城だと思ってるんじゃない?

大坂の陣の時、この堀を埋めたの?こんなに広いのに?

全部残っていたらよかったのに・・・

怪しい大坂砲兵工廠

大阪城の外堀を歩いていたら、砲兵工廠と書いた石柱が、砲兵工廠って何?

入口らしきところには「筋鉄門跡」の説明が。

中に入ると朽ち果てた建物があり・・・

錆びた門扉に朽ち果てたレンガの外壁、人を寄せ付けない見るからに怪しさ抜群の建物が・・・
こりゃなんだ、後で調べたら兵器工場の一部でここは化学分析場だった。

どこから見ても怪しい雰囲気が、大阪城の一角にこんな場所があるなんて。
夜中に来たら、窓に人影が見えそうです・・・人体実験とかしてたのかな・・・きゃー。

きっと白衣を着た狂気の科学者が大阪城を見ていたに違いない・・・(妄想が止まらない・・・)

赤色の矢印付近が狂った博士(違うって)が居た場所、イヒヒ・・・(妄想が暴走してます・・・)

まだ中に入っていないのに、広大な堀を見ただけで大阪城の巨大さが判る。
織田信長がどうしても欲しくなる訳だ、しかも、信長が11年攻めても攻めきれなったとか。
それを家康は濠を埋めて大阪城・豊臣家を滅ぼした。

それにしても巨大な石垣が続きます。

どこから、どうやってこんな大きな石を運んだ?重機もトレーラーも無い時代に・・・。

国宝級の「こま犬」が・・・

城内を進むと、こま犬が。

国宝級だって、そんな貴重なこま犬がここに・・・

御座船

お濠の中を豪華な遊覧船が運行してました

まだまだ遠くに見える大阪城、なかなか近づけません。

昔は天皇や将軍などの貴人が乗っていた船に、お金を払えば一般人でも乗れます。

豊臣秀吉の好みに合わせるように金色の御座船。当時のお濠にはいないよね・・・たぶん。

極楽橋

この橋を渡るとやっと大阪城に近づけます、橋の名前は「極楽橋」極楽いけますように。

ホントにこんな橋だったらすごいのに。どれでもいいので復元したら、大阪城の名所が一つ増えること間違いない・・・予想だけど。

京都・大阪の旅 4日目 ㉔ 極楽橋から大阪城内へ 続く

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