愛知県から自走で琵琶イチの旅
今日は、自宅から自走で琵琶湖一周するため、深夜出発し琵琶湖を目指します。
11月の深夜に夜通し走る予定で、関ヶ原とかの山中を超えていく時、どれくらい寒いか見当がつきません、かと言って冬の服装だと荷物が多くなるし、いつも迷います。迷いながら２時４4分自宅を出発しました。
深夜の尾張一宮駅
1時間50分程で深夜の尾張一宮駅に到着しました、駅の周りには夜間工事の音だけが響きます。
ここに来る途中の河原でキツネ？を見たり、軽自動車が中央分離帯に乗り上げて何処かに電話している酔った？ちょっと訳あり？な女性が居ました。
岐阜に入って、後ろからバリバリとすごい音を立てながら追い抜かれビックリ。
後方から来たワンボックスがセンターラインのポールをなぎ倒しながら自分を抜いていったようです。あの車も酒酔い運転だったのかな、普通あんな風に追い抜かないもの（車が壊れないかな？）、昼間とは違うちょっと危険な感じがする、景色の中を走ってきました。
夜間のため景色も見えず、何度も通った道なので珍しい物も無いまま、ペダルを踏み続け一宮駅から１時間程で大垣市に入りました。途中、岐阜羽島駅で写真撮ろうかと思いましたが、この先の事を考えると余計な足を使いたくなかったのでスルーしました。
早朝の大垣駅到着
深夜の国道は写真撮るところが無いので、大垣駅に寄り道。
腹が減ったのでご飯タイム、店長さんがどこ行くのと聞いてきたので自転車で琵琶湖一周してきますと、答えると店長さんも自転車で北海道を周ったとか話が弾み、夜勤帰りの常連さんと思われれるお客さんも話に加わり楽しい時間でした。まさか見ず知らずのおじさん3人でチェーン店で盛上がるとは。
こんなのも旅の楽しみの一つ、普段なら絶対知らない人としゃべるはず無いもん。
岐阜県から、滋賀県に入る
大垣からここに来るまで、誰も居ない関ケ原を一人で超えるのは気持ち悪かった、何か出そうで。
深夜の国道は交通量が少なく、たまにトラックや自動車とすれ違うだけ。
こんな時間に自転車で走っているのは世界で自分だけ？と自慢したい気持ちと、何かあったらどうしようと不安な気持ちが入り混じる。深夜の走行でパンクとかメカトラブルとか最悪だもん・・・
でも、明るくなってくると不安な気持ちも消えていきます。
ここを通るときはいつもこの標識で写真を撮ってしまいます。なんか遠くに来た気がします。
初めてきた時は自分が凄くなった気がして「やった～」と感動したけど・・・
滋賀県まで自宅を出発して４時間３０分以上かかりました。でも今回はまだスタート地点に向かう途中。
中山道 醒井宿
ひたすらペダルを踏み、中山道の宿場町「醒井宿」に到着しました。
地名「醒井」だけど、JRの駅名は「醒ヶ井」。どちらも読み方は「さめがい」。
まだこの時間は人がいません。
江戸時代の旅人たちは、歩いてここを通り、江戸や京都へ行ったのか、すごい旅だったんだろうな。
醒ヶ井は伊吹山の雪解け水が湧水となり、鱒の養殖でも有名。
古事記や日本書紀にも登場し、日本武尊（やまとたけるのみこと）が熱病を癒した伝説があるそうだ。
また、２００８年には「平成の名水百選」の1位だって、納得の綺麗さです。
知らなかった梅花藻
こんなに綺麗ならもっと早く見るべきだった、いつも通り過ぎてました。
後でYouTubeで見たらめっちゃ綺麗じゃない、損してた。
梅花藻は日本固有の水草で14℃くらいの水温に生育するらしく、水中で白い花が咲く、ホントに水中花です。7月下旬から8月下旬が見頃とか。
やっとスタート地点の琵琶湖に到着
今日は米原駅にも寄らず琵琶湖に直行です、前はここで折り返すか、南は彦根まで行って引き返してました。
ここから、北の長浜方面に行くのは「道の駅 近江母の郷」までいったのが1回だけ。そこから先は未知の世界。９０km走って、やっと本日のスタート地点に来ました。初めてのビワイチ、どれだけ行ける？
ビワイチ スタート地点入江橋
明日は何時にここに戻ってこられるか？明日ここから家まで走れるのか？輪行バック持ってないし。
長浜・黒壁スクエア到着
湖岸を走り、黒壁スクエアに来ましたが、まだどこも開店していません。
過去に一度、車で来たことがあり観光したことがあるので、なんとなく親近感がわきます。
飛出し坊やと黒壁五號館
滋賀県と言えば「飛出し坊や」ですが、行ったときは滋賀県が有名だとは知りませんでした。
また、長浜はヤンマーの工場やヤンマーのミュージアムがあったりして、至る所にヤンマーの看板があります。関連する企業も多いのか、まるでヤンマーの街みたいです。
調べたら、ヤンマーの創業者の出身地みたいです。だからか！納得・・・。
海洋堂フィギアミュージアム
ここ入ったらしばらく出られなくなります。以前、来たとき時間が無くて全部見れませんでした。
海洋堂の作品はホント細かいところまで作り込んであり飽きません。また今度、時間のある時に来よっと。
開店前の店をのぞき込む不審者のようです。防犯カメラに写ってるんだろうな・・・
琵琶湖一周自転車の旅 ②へ続く
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