- 決勝前の鈴鹿サーキット
- J SPORTS ドライバートークショー
- 観覧車からの眺め
- ホンダレーシングギャラリー
- Honda RA271 日本初のF1マシン(1964年)
- Honda RA271のエンジン Honda RA271E(1964年)
- Spirit Honda RA201C(1983年)
- Honda BAR002(2000年)
- B・A・R Honda 006(2004年)
- B・A・R Honda 006のエンジン Honda RA004E(2004年)
- McLaren Honda MP4-30(2015年)
- McLaren Honda MP4-30のエンジン Honda RA615H(2015年)
- Red Bull Toro Rosso-Honda STR13(2018年)
- Red Bull Racing Honda RB16BとScuderia AlphaTauri Honda AT02のエンジン Honda RA621H(2021年)
- ラウンドステージ
- McLaren Honda MP4/6のエンジン Honda RA121E(1991年)
- CBR1000RR-R FIREBLADE SP(2024年鈴鹿8耐チャンピオンマシン)
- RAYBRIG NSX-GT(2018)
決勝前の鈴鹿サーキット
前日の予選を見てから、いったん帰宅。翌日の8月24日のSUPER GT Round5 SUZUKA を見るために再び鈴鹿サーキットにやって来ました。
決勝は15時30分スタート予定なので、レースが始まるまで時間をつぶしました。

サーキットに着いてから、暇つぶしのためあっちこっちうろうろ。(2025.8.24 12:05)

鈴鹿サーキットは遊園地の中にあり、レースのチケットがあれば乗り物にも乗れます。(2025.8.24 12:05)

決勝レースまでまだ3時間以上あります、どこへ行こうか・・・。(2025.8.24 12:05)

物販ブースを見たり、展示されている車両を見たり・・・でも、暑いので体力温存しなければ。(2025.8.24 12:05)
J SPORTS ドライバートークショー

ステージではドライバートークショーが行われ、忙しい中6名のドライバーが参加していました。(2025.8.24 12:08)

左から5号車マッハ車検の塩津 佑介選手、7号車CARGUY MKS RACINGの小林 利徠斗選手、61号車R&D SPORTの山内 英輝選手、16号車ARTAの佐藤 蓮選手

左から3人目23号車NISMOの千代 勝正選手、一番右側が3号車NISMO NDDPの佐々木 大樹選手

普段運転するサーキットでは出来ない話もここならしてくれるかも・・・裏話の方が楽しい。(2025.8.24 12:08)
観覧車からの眺め

観覧車に冷房が付いたと聞いて、観覧車に乗ることにしました。多くの人が涼を求めて並んでます。(2025.8.24 12:18)

車いす利用者も乗れるようです。(2025.8.24 12:18)

観覧車からサーキットを見るとピットウォークをしているみたいで、多くの人が参加してました。(2025.8.24 12:39)

ピットウォークすごい人です、どれだけいるの?

霞んで見えませんが、この先に伊勢湾があり、晴れて天気がいいと知多半島やセントレアが見えます。(2025.8.24 12:48)

観覧車に乗ると、普段コース脇やスタンド席から見る景色とは違うコースレイアウトが見れていいですね(二輪用と四輪用の二つのシケイン)。

いつも自分が見ているスタンドだったり、コースが見れるのもいいね。

サーキットって結構高低差があり、見ているだけでは判りません、実際に走ることないからね。

いつも通る通路もあんな風になっていたんだ。コースも上りだったり下りだったり。

こんな風になってたんだ。


シケイン抜ければあとはゴールラインを目指す。一周12分の涼しい観覧車もそろそろ地上に戻ります。
ホンダレーシングギャラリー

観覧車を降りて、入ったことが無かったホンダレーシングギャラリーに行くことにしました。
「Honda RACING Gallery」は、2012年7月にオープンした「レーシングシアター」が、2024年4月5日(金)リニューアルオープンした。

普段見ることが無いホンダのF1エンジンが綺麗に展示されてます

ホンダエンジンの歴史がここに、宇宙船みたいだ。
Honda RA271 日本初のF1マシン(1964年)

ホンダのF1はここからスタートし、現在の形に進化した。

白色と赤い日の丸はナショナルカラー(当時は国別にボディカラーが決まっていた)

RA271のデビューレースは64年8月の第6戦ドイツGP、ドライバーはアメリカ人のロニー・バックナム(最初はトラブル連発だったとか)

6カ月で作ったの・・・。
Honda RA271のエンジン Honda RA271E(1964年)

ホンダの初めてのF1エンジン、ホンダの挑戦はここから始まった

まるで美術館の展示のようです。

1.5LでV型12気筒エンジンが奏でる官能的な排気音、超精密機械の世界です。

バイクメーカーが作ったことが無い4輪車を作る、しかも最高峰のF1に挑戦するなんて、すごいメーカーだ。
やっちゃえ○○ってホンダの事?
Spirit Honda RA201C(1983年)

HondaのF1活動第2期における実戦デビュー車がスピリット・ホンダ 201C

昔のF1ってこんな無骨な形だった。真四角なサイドポンツーンと巨大なリアウイングが特徴

ドライバーはステファン・ヨハンソン、その名前がシート後ろのマルボロの下に。


RA163Eエンジン、水冷80度V6DOHC+ツインターボ、1496cc、600ps以上/11000rpm

真四角なサイドポンツーン、ホントに四角・・・

15年振りの復帰、そんなに間あいてたんだ・・・。
Honda BAR002(2000年)

7年間のブランクを経て、2000年からF1グランプリの舞台にHondaエンジンを搭載したマシンがHonda BAR002 ずっとスマートになりました。

ブリティッシュ・アメリカン・レーシング(BAR)へのエンジン供給と車体の共同開発でF1に復帰した

ラッキーストライク吸ってたので自然とCMを思い出しちゃうし応援してた。
いつからか世間が禁煙ブームになりタバコのコマーシャルが禁止され、タバコのスポンサーが消えていった。

現代のデザインに近づいてきました。


2000年代からタバコ広告の規制が始まり、2006年に欧州連合(EU)がスポーツイベントでのタバコ広告を全面的に禁止したことで、タバコ会社のスポンサーシップがF1から消えた。
タバコのスポンサーが禁止され、スポンサー名を隠して走っていた時期があったような気がする。
今このクルマはサーキット走れるのでしょうか?


やっぱ車屋は全部作らなきゃ。
B・A・R Honda 006(2004年)

ジェンソン・バトンと佐藤琢磨の駆るB・A・R Honda 006はシーズンを通してトップ争いをして、日本人ドライバーによる優勝という夢が近づいた年だった。

佐藤琢磨はインディアナポリスで3位になった。

エンジン・Honda RA004E V型10気筒NA 2998cc 900馬力以上/18500rpm以上


複雑なサイドの構造



B・A・R Honda 006のエンジン Honda RA004E(2004年)



RA121E 3497cc(1991年)より排気量は小さくなったが馬力は900PS以上とアップしている。
McLaren Honda MP4-30(2015年)

2008年シーズン末に撤退して以来7年ぶり、2015年からのFIA F1世界選手権参戦復帰とマクラーレンへのF1パワーユニット供給



マクラーレンから「極限までコンパクトに」という要求により設計されたが、裏目に出てトラブル続きだったらしい。小さくすればいいってもんじゃないし・・・。

McLaren Honda MP4-30のエンジン Honda RA615H(2015年)



ホンダのF1エンジンの歴史がここに、そして進化していく過程が展示されている。

ハイブリッドの技術が採用され、排気量は小さくダウンサイジングされ馬力はアップしていくエンジン。
Red Bull Toro Rosso-Honda STR13(2018年)

最初の頃から見ると凄く進化しました、それでも改良されて速く安全に走るために進化は止まらない。


足回りの空力だって気づかないところで毎年アップグレードされていく。

フロントウィングだってこんなに複雑な形状に。ノーズの形状もずいぶん変わりました。

ドライバーの安全性アップが一番優先ですね。

リアウィングの翼端も複雑な形状してます。こんなのテレビで見ててもわからない。

一枚一枚形状が違います。こんなところも少しずつ進化していく。


ホンダジェットの協力などオールホンダでF1に挑戦を続ける。
Red Bull Racing Honda RB16BとScuderia AlphaTauri Honda AT02のエンジン Honda RA621H(2021年)

内燃機関の未来の姿が、常に先を行く実験場がレースの世界。これがやがて一般車両にフィードバックされていくことに。

まるで宇宙船のようだ

どこかの惑星の探査に行く途中?エイリアンの映画に出てきそう・・・。

エンジンはさらに進化が進み、ハイブリッドが欠かせない時代になり、PU(パワーユニット)はますます複雑なシステムになっていく。
ラウンドステージ

フロア中央のラウンドステージには1967年9月の第9戦イタリアGPでデビューしたRA300とMcLaren Honda MP4/6が展示してありました。


開発期間はわずか6週間、Hondaに貴重な通算2勝目をもたらしたのがRA300 ジョン・サーティースがドライブ

アイルトン・セナが3度目のタイトルを獲得したマシンがMcLaren Honda MP4/6

エンジン・RA121E 水冷60度V型12気筒 3497cc 735ps以上/13500rpm
McLaren Honda MP4/6のエンジン Honda RA121E(1991年)



最初のRA271Eが220PSだったのに、RA121Eは排気量が違うが735PS以上になっている。
CBR1000RR-R FIREBLADE SP(2024年鈴鹿8耐チャンピオンマシン)

ホンダは2025年鈴鹿8耐で優勝し、HRCは鈴鹿8耐4連覇!バイクももちろん頑張っている
RAYBRIG NSX-GT(2018)

今はもう走っていないRAYBRIGのNSX-GT、RAYBRIGで思い出すのは2020年度SUPER GTシリーズ最終戦第8戦での、劇的な逆転優勝を遂げた#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)のレース。
トップを走る37号車KeePerSupraとは残り5周で3.1秒の差を最終ラップ2.7秒まで縮めた、しかしサーキットでの2.7秒は遠い、これまでかと思われたが37号車が最終コーナーを回ったところでガス欠になり、チェッカーフラッグ目前でスローダウン、100号車RAYBRIG NSX-GTが大逆転してシリーズチャンピオンになった。
今見ても鳥肌が立つようなレースだった

「Honda RACING Gallery」を堪能したので、そろそろサーキットに行こうかな。外は暑いけど・・・。(2025.8.24 13:16)
2025 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUZUKA GT 300km RACE 鈴鹿サーキット観戦記録 ⑦ 8月24日 決勝へ続く