- 2025 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUZUKA GT 300km RACE GT500クラス 優勝 23号車 NISMOのMOTUL AUTECH Z
- GT500クラス2位 14号車 TGR TEAM ENEOS ROOKIE ENEOS X PRIME GR Supra
- GT500クラス3位 3号車 NISMO NDDP Niterra MOTUL Z
- GT300クラス 優勝 7号車 CARGUY MKS RACINGのCARGUY Ferrari 296 GT3
- GT300クラス 2位 61号車 R&D SPORTのSUBARU BRZ R&D SPORT
- GT300クラス 3位 5号車 TEAM MACHのマッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号
- 実は2位だったのに、失格になってしまったのが・・・。
- 7位 0号車 JLOCのVENTENY Lamborghini GT3
2025 AUTOBACS SUPER GT Round5 SUZUKA GT 300km RACE GT500クラス 優勝 23号車 NISMOのMOTUL AUTECH Z

真夏に行われたスーパーGT第5戦鈴鹿も西に日が傾き、各チーム最後まで全力で走りました、GT500クラスで優勝したのは、23号車 NISMOのMOTUL AUTECH Z(ドライバー・千代勝正/高星明誠)2番手からスタートし、シーズン初優勝。2位の14号車に5.768秒差をつけて52周を走り切り日産今季初優勝でもあった。

開催日:2025/08/24
天候:晴
路面:Dry
路面温度:52°C〜43°C
決勝出走:15
完走:14
(5.807km x 52laps = 301.964km)
スタート時刻 15:37:36|フィニッシュ時刻 17:24:46
SC導入時刻:15:45:25(4Laps)~16:00:22(9Laps)
FCY導入時刻:①16:48:43(34Laps)~16:53:09(35Laps) ②17:15:34(47Laps)~17:17:51(48Laps)
ペナルティ
*CarNo.24 松田次生(16:02) ドライブスルー(SpR.13-1.a「危険なドライブ行為」)
GT500クラス2位 14号車 TGR TEAM ENEOS ROOKIE ENEOS X PRIME GR Supra

GT500クラスで2位になったのは、TGR TEAM ENEOS ROOKIEのENEOS X PRIME GR Supra
ドライバー・大嶋和也/福住仁嶺
67kgのサクセスウェイトを搭載しながら7番手スタートから2位でチェッカーを受け、今季3度目の表彰台を獲得、大嶋/福住組の14号車はドライバーズランキングでも1号車に続く2位に浮上
GT500クラス3位 3号車 NISMO NDDP Niterra MOTUL Z

GT500クラスで3位になったのは、3号車 NISMO NDDPのNiterra MOTUL Z(ドライバー・佐々木大樹/三宅淳詞)
NISMOが1位と3位を獲得、2台のZが表彰台に。今後スープラ勢の勢いを止められるか。
GT300クラス 優勝 7号車 CARGUY MKS RACINGのCARGUY Ferrari 296 GT3


GT300クラスで優勝したのは、TGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)支援ドライバーの小林利徠斗と、トヨタエンジンでスーパーフォーミュラに参戦しているザック・オサリバンのコンビがドライブするCARGUY MKS RACING 7号車が初勝利を飾りました。
小林選手は山形県出身で20歳の若手ドライバーでスーパーGT参戦2年目、鈴鹿の最終スティントを走ったが、チームとの無線が通じず、順位がよくわからず走行、ゴール後、芳賀美里監督が車の外から声を掛けて優勝した事実を聞かされた。
その時のやり取りが「何位ですか? はい? 優勝ですか? そんなことありますか?」と初めて優勝したことを知った。
芳賀監督になんと2008年以来の優勝をプレゼント、ザック・オサリバンは今季は全日本スーパーフォーミュラ選手権とスーパーGTの両方にエントリー、二人ともこれからが楽しみなドライバーです。
GT300クラス 2位 61号車 R&D SPORTのSUBARU BRZ R&D SPORT

GT300クラスで2位になったのは、61号車 R&D SPORTのSUBARU BRZ R&D SPORT(ドライバー・井口卓人/山内英輝)スバルサポーターの応援を受け、最後まで走り切り見事2位でチェッカーフラッグを受けた。
第2戦の富士ではトップを走りながらあと半周でリタイヤする悪夢に襲われるなど、ホントこれまで不運が続きました、これをきっかけに復活するといいね。
尚、今回のレースでは山内選手が96号車高木選手の最多ポール記録を抜いて15となり、単独の最多ポール記録保持者になりました。(こちらもおめでたい)

GT300クラス 3位 5号車 TEAM MACHのマッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号

GT300クラス3位になったのは、5号車 マッハ車検のマッハ号(ドライバー・塩津佑介/木村偉織)
2002年から全日本GT選手権(以下JGTC)に参戦を開始したチームマッハ。タツノコプロが1967年に制作した子供向け自動車アニメ「マッハGoGoGo」に登場するマシンをモチーフとしたカラーリングでレースに参加するチームで、一目でマッハ号とわかる(そんな前からマッハ号あったんだ)。
実際に速いとホントのアニメのマッハ号みたいで、カッコイイ。
実は2位だったのに、失格になってしまったのが・・・。

今回のレースで実は2位だったのに、レース後の車検で車両重量が800g足りない最低重量違反になり、失格になってしまったのが60号車 LM corsaのSyntium LMcorsa LC500 GT(ドライバー・吉本大樹/河野駿佑)
そのため、3位の61号車 R&D SPORTと4位の5号車 マッハ車検が繰り上がり2位と3位になった。

せっかく、2位になったのに残念、次のレースで頑張ろう。(ドライバー・吉本大樹/河野駿佑)
ちなみに吉本選手はレーサーとバンドでも活躍する二刀流なのだ。
7位 0号車 JLOCのVENTENY Lamborghini GT3

うーん残念、今期は2連覇のかかるシーズンですが、今回の鈴鹿は7位でした。毎回好調を維持するのは難しいレースの世界、また次のレースで小暮選手、元嶋選手のドライビングを楽しみしています。
同じJLOCの87号車METALIVE S Lamborghini GT3は16位でした、こちらも次のレースでの活躍を期待します。
天候: 晴れ
路面: ドライ
スタート時刻 15:37:36
フィニッシュ時刻 17:24:46
SC導入時刻:15:45:25(4Laps)~16:00:22(9Laps)
FCY導入時刻:①16:48:43(34Laps)~16:53:09(35Laps) ②17:15:34(47Laps)~17:17:51(48Laps)
(5.807km x 49laps = 284.543km) GT500クラス(52laps)が300kmを周回した時点でゴールになるので、GT300クラスは300kmにならないんだね。
黒白旗提示
CarNo.360-青木孝行 (15:40) (SpR.13-1.「危険なドライブ行為」)
ペナルティ
CarNo.22-和田久 (14:15) 罰金5万円 (SpR.26-11. ウォームアップ中の「ピットレーン速度違反」)
CarNo.666-ハリー・キング (15:45) ドライブスルーペナルティ (SpR.32-16. 「スタート違反」)
CarNo.9 (16:30) ドライブスルーペナルティ (SpR.27-1.3)「燃料給油中の作業違反」)
CarNo.4 (17:18) タイムペナルティ5秒 (SpR.13-1.a)「危険なドライブ行為」)
CarNo.22-和田久 (17:29) 競技結果に40秒加算 (SpR.付則-4 2.2)「FCY中の減速違反」)
CarNo.666-近藤翼 (18:00) 競技結果に40秒加算 (SpR.付則-4 2.2)「FCY中の減速違反」)
CarNo.666 (18:24) 罰金 100,000円 (SpR.28-13 「燃料規定違反」)
CarNo.60 (18:50) 失格 (2025 GTA ブルテン No.52-T No.53-S 「最低重量違反」)
今回のレースは、真夏の鈴鹿サーキットで開催され、応援する方も暑いレースでした。
サーキットでは判らないことが、たくさんあります。
帰宅後、時間が経ってから調べていくと、各チーム色々トラブルや困難を抱えながらレースをしていることが判ってきます。
そのため、あちこち調べるのに時間が掛かり、どうしても遅くなってしまいますが裏話的な事を知ることでレースがますます面白くなってきます。では、また次のレースで。

