目的地が無い西に向かって走る自転車旅 ⑭ 4日目最後 好古園で緋村剣心に出会い、新幹線で名古屋に無事帰宅。

旅の写真

「姫路城西御屋敷跡庭園 好古園(こうこえん)」

姫路城を堪能した後は、入場券でセットになっている好古園にやって来ました、普段は庭園とかあまり興味が無く好んで行くことは無いのですが。

今回、姫路城に来て初めて好古園の存在を知りました。

市政100周年を記念して建造され、約1万坪の日本庭園で武家屋敷の家並みや土壁や白壁、重厚な屋根瓦があることから、映画やドラマなどのロケ地として色々な場面で撮影されているとか。

好古園には何があるのか楽しみです、どんな景色が待っているのか。
「好古園」の愛称は、藩校「好古堂」にちなんでつけられており、江戸時代最後の姫路藩主であった酒井家が前任地上野国厩橋(群馬県前橋市)に元禄5年(1692)に開校。寛延2年(1749)酒井忠恭が姫路藩へ移封になり、藩校も姫路城内に移設されたとか。

綺麗な緑色の中に対照的な紅葉が。

活水軒

順路に沿って進むと、活水軒の扁額が掛かる建物があり、中に入ると御屋敷の庭を眺めながら、食事・喫茶が楽しめるレストランでした。

渡り廊下

活水軒の中を通り外に出ると、渡り廊下の左右には木々が生い茂り、川のせせらぎや風の音に癒される場所になってました。

すばらしいロケーションだ、そりゃ映画やドラマで使われるわけだ。

2022年に旅行雑誌「じゃらん」が実施したアンケートでは『圧巻の絶景紅葉』ランキング」で全国1位に輝いたそうです、全部紅葉したらとんでもなく綺麗なんでしょうね、全国一位ってすごくない。

大岡越前のロケに使われたそうです。いかにも時代劇に出てきそうなロケーション。
総ヒノキ造りの渡り廊下。中央の曲線は「唐傘割工法」という手法で造られて、歩くときに太鼓に似た音が聞こえるとか。(知らなかったのでそんな音聞こえたかな~知ってたら音を聞いたの

紅葉のシーズンだったらこんなにゆっくり見れないかも。でも紅葉のシーズンも見たいよね。

潮音斎

中秋の名月を愛でるのに最良の方向に向けて建ててあるそうですが、月が出る時間に開園してるのかな?池は瀬戸内海をイメージしていて、大きな鯉が優雅に泳いでいました。

担当の庭師が紅葉が水面に綺麗に映るように計算して、常に手入れしているそうです。
それが実を結び、全国一位に選ばれた。(そんなすごい所だとは知りませんでした)

潮音斎は滝の音を聴くための場所だとか。

流れの平庭

水の流れが再現された「流れの平庭」水に流れる音を楽しむ場所だとか。

るろうに剣心の重要なシーンで使われた塀

 この場所を見た時「るろうに剣心」の重要な場面を思い出しました。
それまで緋村剣心は命ぜられるまま、何の躊躇もなく人を斬っていたが、ここで斬った武士の許嫁(有村架純)の哀しむ姿を見て、なにかを感じ、それ以降人斬りを辞める決心をした場所でした。そんな重要なシーンを撮影した場所がここだなんて知りませんでした。(なんだかロケ地を見たせいで、余計に剣心が身近に感じてしまい全部見てます)

 しかも、緋村剣心のモデルになったと言われる人物が、幕末四大人斬りの一人、熊本藩の尊王攘夷派の河上彦斎(げんさい)。実在の人物で京都で佐久間象山を斬ったことで有名ですが、河上彦斎も佐久間象山を斬った後、何か今までと違う何かを感じ、それ以降人斬りを止めたとか(ホントのところは判りませんが)そんなエピソードも緋村剣心と似ている。(あくまでも都市伝説的な話なので・・・)もう絶対に剣心でしょ。(もちろん勝手な思い込みの個人の感想です・・・)

見納めのため再び姫路城に戻る

これで見納めにしようと再び姫路城に戻りぐるっと一周しました、何だか踏ん切りがつきません。
ずっと姫路城の周りをぐるぐる・・・。

最後のランチ

最後のランチを食べるために姫路駅前に来ました、今回の旅の最後に何を食べるか迷いましたが、メニューを見て決めました。

最後のランチが来ました、見た目にも美味しそうな大きな鳥が出てきました。

すごくジューシーで肉好きにはたまらない味でした、姫路での良い思い出になりました。
これを食べたら帰宅すると思うと複雑な心境です。

これが今回最後のランチを食べた「骨付鶏本舗 鶏一」さんです、とっても美味しくいただきましたごちそうさまでした。

姫路駅から新幹線で輪行し帰宅します。

楽しかった旅もそろそろ終わりです、新幹線で帰宅するため姫路駅前で自転車をばらし、輪行バッグに収納しました。

帰りたくなくて、少しでも姫路城と一緒にいるために自転車を並べて記念撮影です。
次はいつ来れるのか・・・。

駅からまっすぐ見える姫路城、今日も白く輝いています。

またいつか来るから、待っててね。(ちょっとでも見ておきたい、帰りたくないよ~)

姫路駅ホームから見た岡山・福岡方面の景色

これから帰る名古屋や新大阪方面の景色

3日も掛けて走って来たけど、新幹線に乗るとたった1時間30分ほどで名古屋なんて、便利だけどなんだかむなしくなります。

姫路駅、16時02分発のひかりに乗車

とうとう来ちゃいました、新幹線が・・・当たり前ですが。
帰りの新幹線からは前日に走った道が見えて、あ~昨日あそこ走ってたな~、と感慨にふけってました。新幹線から自分が走った景色が見えるとちょっと嬉しかったりします。

金券ショップでチケットを購入、姫路16:02、名古屋17:34 なんて速いんでしょう、明日から仕事なので速く帰れるのはありがたいんですけど、なんだかね~。

名古屋に到着

名古屋に着いたら暗くなってました、さっきまで姫路に居たとは思えません。
あんなに苦労して、姫路まで行ったのにたったの1時間半で名古屋に戻って来るなんて、新幹線は速いけどつまんない・・・(まあ新幹線は速く移動するのが目的だし、自分の場合は移動の過程を楽しみたいので目的が違うので仕方ないか。)

いつもの見慣れた景色、戻れるならもう一度姫路に戻り、旅を続けたい気持ちです。
でも、仕事があるのでそんなことも言ってられません、現実に戻らなくては・・・。

名古屋駅からは自走で帰宅です、駅前の人混みを避けてロードバイクを組み立てます。

自宅に無事帰宅

 名古屋駅からは勝手知ったる道を夜景を眺めつつゆっくり走り帰宅しました。
まるで家に帰るのが嫌でわざとゆっくり走っていたような気がします。
 深夜の自宅を出発したのがほんの数日前だったのにずっと前のような気がします。
3日前の11月12日の深夜に自宅を出発し、誰も居ない岐阜県垂井の国道で、真っ暗な草むらから突然飛び出てきた鹿の群れに思わず声が出るほどビックリし、彦根では童夢のショールームに偶然通りかかり懐かしく珍しいクルマたちに遭遇、大津では路面を走る京阪京津線に出会い、京都の町を走り回り、迷いながら新大阪に到着。
 行ったことも無いのに大阪で道頓堀を目指しメチャクチャ迷い、神戸では港と南京町を彷徨い、新長田の鉄人28号に会いに行き、気付いたら明石海峡大橋に着いて、偶然見つけた自転車道で姫路に到着しました。
 目的も無く西に向う旅とか言って走りだし、予定もなく行先も決めずに走り、夕方になると宿を探すのに苦労する旅でしたが、なんとかなるもんです。故障や事故も無く、420km走りなんとか無事帰宅することが出来ました。
 自転車だからゆっくり景色を楽しめ、偶然に出会うことも多く、知らなかった場所を見て良い思い出の旅になりました。
(また、どこかに行きたくなりました)

目的地が無い西に向かって走る自転車旅 終わり

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