愛知県から塩尻・松本・白馬・日本海へ自転車の旅、③ 2日目 塩尻・松本~大王わさび農場

自転車の旅

アルプスグリーン道路

無事バイクも組み立て、洗馬駅を出発して塩尻駅を目指します。
塩尻はワインの産地なので、ブドウ畑が広がっています。
こんな景色の中を走れるなんて幸せです、昨日の国道19号線とは天国と地獄くらいの差があります。

塩尻駅到着

洗馬駅から塩尻駅まではあっという間でした。
塩尻市はワイン用ぶどうの生産量日本一なんだって、アルプスワインの看板あちこちで見ます。
塩尻は塩や海産物を運ぶルートの終点だったので「塩尻」の地名になった説(他にも地形からつけられたなど諸説あり)がある。

松本市に入る ここは標高632m

塩尻駅を後にして、次は松本市を目指します。
過去に何度も塩尻を通り長野・新潟方面に行った事があり、馴染みがある土地名なので、木曽の山中を一人で走っていた時とは安心感が全然違います。

松本駅到着

塩尻と松本市は近いので楽しく走れました。
信州を自分の足で走っていることがうれしくなってしまいます。

 松本駅はJR東日本の篠ノ井線、大糸線及びアルピコ交通株式会社(旧松本電気鉄道)のターミナル駅、標高 586メートル、明治35年開業、2代目駅舎が火災で焼失し、3代目の駅舎が完成(昭和23年4月28日)したときの木彫りの表札が現在松本駅に展示してあると説明文に。
 松本駅は信州のなかでも大きな駅なので駅前も賑わってます。
松本には20年以上来ていないし、以前は車でしか来たことが無かったので感激です。
まさか、自分の足で来る時が来るとは・・・

国宝「松本城」に到着

現存する五重六階の天守としては日本最古の城、姫路城、彦根城、犬山城、松江城とともに国宝に指定。
明治5年(1872年)天守が競売にかけられたが、地元の有力者に買い戻されたとか。
また、明治30年代ごろより、天守が大きく傾き、明治36年(1903年)より大正2年(1913年)まで明治の大修理、昭和25年(1950年)から昭和30年(1955年)まで昭和の大修理を経て、現在の姿を保っているとか。

駅前から松本城に移動、今回は時間が無いので城内には入らず。
松本城の城下町、土蔵造りの家屋がたくさん残る中町通りとレトロな雰囲気が漂うカエルの街「なわて通り」をぐるりと回り、次の場所を目指します。
松本は都市と田舎が混在し、近代的で歴史と共存するいい街です。(勝手な感想ですが)
今度、ゆっくり回りたい場所です。

迷って、大王わさび農場到着

 松本城を見た後は、一度来てみたかった「大王わさび農場」に来ました。
地図を持っておらず、有名なので行けばどこかに看板位あるだろうと安易に考え、適当に走っていたら、また迷ってしまいました。(恵那峡と同じことしてます・・・ちっとも懲りてない)
 このころまだスマホを持っていなかったので調べる方法が無かった。(ケータイは持っていたが使い方が・・・)途中、安全だからと交通量の少ない田舎道を走ったら、どこにも看板が無く、田んぼ道で途方に暮れました。(見渡す限り田んぼだらけ・・・)
(確かこっちの方だと思ったけど、ちゃんと調べてから来ればよかった、またやってしまった)
 もしかしたら、もう通り過ぎたのか、まだずっと先なのか?だんだん夕暮れの時間も迫ってくるし・・・
とりあえず、このままもう少し北に向かって走ろうと決意し、走っていたら見えてきました、あ~よかった。(フフフ、行けば判る、俺の勘に間違いはない・・・全然反省していないし・・・)

北アルプスの山並み

すぐ近くに北アルプスの山々が見えると信州に来た実感が湧きます。

大王わさび農場入場

初めて来ましたが、とても広大な敷地です。

大王わさび農場がこんなに広いなんて知りませんでした。
どこまでも続く、いったい何本あるの・・・

大正時代に荒地だった場所を買い取り、個人所有となり20年を掛けて完成した大王わさび農場。
日本一の敷地面積を誇り、長野県のわさび生産量は日本一だとか。

安曇野には100か所以上のわさび田があり、群を抜いて広いのがここ「大王わさび農場」
南北1キロメートル、敷地面積約45000坪(15ヘクタール)と聞いてもピンときませんが、現地に来ると、とにかく広いのが判ります。
こんな広い場所を手入れするのは大変だと思います、しかも水が雪解け水なので冷たい。

三連水車

写真やテレビ番組で見たことある三連水車、川に流れる水が透明で水底が透けて見える。
こんなきれいな水じゃないと「わさび」は育たないらしい。

行ったときは知らなかった。
昔から使っていたのを映画に使用したと思っていたら、映画のために作ったセットだなんて。

せっかく来たので頂きました。

ソフトクリームの次はコロッケ、わさび・・・微妙な感じでした。

本日の宿、確保

大王わさび農場を見学しているうちに夕暮れになりました。
しかし、今夜の宿泊場所が決まっておらず、当てもなく困ってしまいました。
近くになかったら、松本まで戻って探すか・・・う~ん困ったな。
そんな時、大王わさび農場に来るときに民宿の文字が見えたところがあったので、わさび農場から電話してみたら予約できました。
ここがダメなときはどうなっていたか・・・不安でいっぱいでした。

見知らぬ土地で、どこまで行けるか決めないで走るので、宿を決めのるがいつも遅くなってしまいます。でも、今日もなんとかなりました(実はめちゃくちゃホッとしてます)。

愛知県から塩尻・松本・白馬・日本海へ自転車の旅、④ 3日目 穂高~白馬村まで。 へ続く

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