- ダイハツ コンパーノ スパイダー F40K型 Daihatsu Compagno Spider Model F40K(1965)
- クライスラー ヴァリアント Chrysler Valiant(1960)
- シボレー コルベア Chevrolet Corvair(1960)
- 日本車の進化
- ニッサン セドリック 30型 Nissan Cedric Model 30(1960)
- トヨペット コロナ RT40型 Toyopet Corona Model RT40(1964)
- ダットサン ブルーバード P411型 Datsun Bluebird Model P411(1965)
- プリンス グロリア スーパー6 41型 Prince Gloria Super 6 Model 41(1964)
- モーリス ミニ マイナー Morris Mini-Minor(1959)
- シトロエン DS19 Citroen DS19(1958)
- ボルボ PV544 Volvo PV544(1959)
- ダットサン サニー1000 B10型 Datsun Sunny Model B10(1966年)
- トヨタ カローラ KE10型 Toyota Corolla Model KE10(1966)
- BMW 1500 BMW 1500(1963)
ダイハツ コンパーノ スパイダー F40K型 Daihatsu Compagno Spider Model F40K(1965)
名前は聞いたことあるけど、実車を見るのは初めてかも、ダイハツがこんなおしゃれなオープン作ってたなんて。
イタリア車かイギリス車だって言っても判らない程、もうデザインが海外に追いついたみたい。
調べたら、イタリアのカロッツェリア(ヴィニヤーレ)のデザインだった。(2019.4.19 撮影)
復刻版とかで販売したら売れそうなんだけど・・・ちょっとクラッシックな感じが新鮮でカッコイイ(2019.4.19 撮影)
ダッシュボードも木目調で、メーター周りもメッキ加工されて完成度が高い。
セカンドシートも用意され、4人乗り。(2019.4.19 撮影)
コンパーノは最初はバンで発売され、セダンのベルリーナ、最後にスパイダーが発売された。
車名のコンパーノはイタリア語で仲間とか友達みたいな意味とか。(2019.4.19 撮影)
こうして眺めると、手前のコンパーノと奥のフェアレディは色もシルエットも似ている。(2019.4.19 撮影)
ここで、ちょっと同じ世代のアメ車に戻ります。(2024.8.18 撮影)
クライスラー ヴァリアント Chrysler Valiant(1960)
アメリカではヨーロッパから小型車が輸入され、アメリカの自動車メーカーも小型車の開発を行った。
そしてクライスラーが1960年に投入したコンパクトカーがヴァリアントだった。この大きさでコンパクトカー。
奥に見える、スバル360が1959年の日本のクルマです、まるで大人と子供、ぶつかったらどっちが強いかなんて、ジャイアンとのび太みたいなもんです。(2024.8.18 撮影)
当時のアメリカじゃ、これでコンパクト・・・。(2024.8.18 撮影)
リアのトランクにスペアタイヤみたいな形があるけど、どうやら飾りみたいです。(2024.8.18 撮影)
翌年には違うブランドで発売され、あまり売れなかったらしい。(2024.8.18 撮影)
シボレー コルベア Chevrolet Corvair(1960)
こちらはGMのコルベア、これもコンパクトカー。後ろのパブリカと比べると差は歴然ですが、その後日本のメーカーが頑張って、アメリカが苦境になるとはこの頃は想像もしなかっただろうね。
まさにうさぎとかめ。(2024.8.18 撮影)しかもコルベアは初代ウルトラマンの科学特捜隊の専用車だったなんて、今頃初めて知った。
こちらは、別の日に行ったときのコルベア(2019.4.19 撮影)
アメ車では珍しいリアエンジン、しかも空冷水平対向6気筒エンジンのRR、リアのボンネットにルーバーがあることがその証。(2024.8.18 撮影)
アメ車にも水平対向あったんだ、初めて知った、うふふ・・・。
シボレーコルベアの問題を追及するのが、まるで映画みたい。(全然知らなかったけど)
初期のコルベアを運転していると、ある時突然ハンドルが利かなくなり、とんでもない方向に暴走したり、他にも事故が発生した、これらの事件をきっかけに訴訟が100件を超えることになったとか。
当時はドライバーの問題とされることも多く、弁護士であり社会活動家?のラルフ・ネーダーが問題を追及。
巨大企業のGMは車両の欠陥を追及されるのをきらい、探偵を雇ってラルフ・ネーダーの私生活を暴いて、ラルフのイメージダウンを狙ったが、プライバシーの侵害で逆に謝罪することになり、コルベアは生産中止に。
ほんとにあったアメリカ映画みたいな話。(映画あるのかな?知らんけど)(2024.8.18 撮影)
日本車の進化
日本車の進化が止まりません、追いつき追い越せが加速し始め、どんどん変化していく。(2024.8.18 撮影)
ニッサン セドリック 30型 Nissan Cedric Model 30(1960)
縦4灯のヘッドライトが独特の初代セドリック(30型)は、日産自動車初となるモノコックボディ。
次の31型では、横目4灯になり印象が変わる。(2019.4.18 撮影)
セドリックって小説から名づけられたのか、知らなかった。(読んでも無いのに誰かに自慢する気だ・・・)(2019.4.18 撮影)
トヨペット コロナ RT40型 Toyopet Corona Model RT40(1964)
ヘッドライトが横4灯で安定感があり、なんだか日本的なデザインなフロントグリル(自分だけかな?)(2024.8.18 撮影)
コロナの3代目がRT40型、開通したばかりの名神高速道路で10万kmの連続走行テストを行い高速耐久性能をアピールしたとか。
そして発売4カ月後の昭和40 (1965)年1月には販売台数で410型ブルーバードを抜き、国内のトップセラーになったとか。(2024.8.18 撮影)
スラントノーズを矢じりに見たて、ボディ側面は飛んでいく矢をイメージした「アローライン」、でもフロントグリルは電気シェーバーと言われたとか、言われなかったとか。
うまいこと言うね・・・(2024.8.18 撮影)
3代目コロナはアメリカでも高く評価され、トヨタの販売は右肩上がりになったとか。
1964年(昭和39年)は東海道新幹線が開通、東京オリンピックが開催。名神高速道路が開通し、かっぱえびせんが発売。(かっぱえびせんと新幹線は同級生だったのか、また余計なことを考えてる・・・)(2024.8.18 撮影)
ダットサン ブルーバード P411型 Datsun Bluebird Model P411(1965)
トヨタがコロナなら日産はブルーバードです。長く続くトヨタと日産の販売競争を代表する車両。(2024.8.18 撮影)
昔は日産を代表する車の1台がブルーバードだった。
ルパン3世に出てくる銭形警部が乗ってた車と言えば判りやすい、ルパンを追いかけどこまでも追跡するスーパータフな車で耐久性は折り紙付き、ルパンのチンクエチェントを追いかけて崖から落ちても、ぶつかっても走ってたよ。
だってホントに海外のラリーにも参加してたし(もう、アニメと現実がごっちゃになってます・・・)(2024.8.18 撮影)
銭形警部が乗ってたから「銭ブル」と言われるらしい。(ほんと、どうでもいい情報ですが・・・)ルパンの中ではめちゃくちゃ壊してました。(2024.8.18 撮影)
プリンス グロリア スーパー6 41型 Prince Gloria Super 6 Model 41(1964)
1964年になると日本車もずいぶんグレードアップしてきました。
プリンス自動車工業(のちに日産の傘下になる)が製造。
2ℓクラスでは当時日本初となる直列6気筒SOHC「G7型」エンジンを搭載、国産初のSOHCだった。(2024.8.18 撮影)
この車を見ると、もう同じ年代のアメリカ車などに見劣りしないようになって来ました。性能とか価格的には判らないけど。(2024.8.18 撮影)
リアガラスだって1枚の曲面のガラスになってます。もう立派な高級車です。(2024.8.18 撮影)
トランクに「Prince6」の金色のエンブレム(2024.8.18 撮影)
リアサイドにグロリア・スーパー6(6だけ金色)最高出力は105psで最高速度は4気筒モデルより10km/hも高い155km/h。(4気筒モデルはDX)(2024.8.18 撮影)
堂々の顔つきで、めちゃ高級感がある。もう威圧感に感じるほど。日本車の進化と技術が追い付いてきた。(2024.8.18 撮影)
モーリス ミニ マイナー Morris Mini-Minor(1959)
もう説明の必要が無いほど有名な車がミニ、オースチン社とモーリス社がそれぞれ発売した現在も愛されるイギリス代表。
両車の違いはグリルとエンブレムだけ。(2019.4.19 撮影)
BMCから超小型車の設計を依頼されたアレック・イシゴニスはエンジンを横置きにしたFF方式を考えたが、サスペンションが収まらず、サスペンションの奇才アレックス・モールトン博士が開発したラバーコーンサスペンションを使用することでミニが完成した。
ラバーコーンは現在も超高級自転車の「アレックス・モールトン」で使用されている。(めちゃ高いんだよ・・・)(2019.4.19 撮影)
ミニはいろんなモデルがあり、世界中にファンがいる。にわかが適当な事書くとコアなファンに怒られるので情報少な目・・・。(2019.4.19 撮影)
シトロエン DS19 Citroen DS19(1958)
シトロエンは強烈な印象が残る車を作るメーカーだ、これもその内の1台。シトロエンDS大好きです、このフォルムがたまらん。(2019.4.19 撮影)
こんなデザイン、シトロエンでしか生まれない?独得です。
特にリアに向けて絞られてゆくボディラインが好き、そして駐車時には車高が下がる、カッコイイ。
そんな昔から車高調あったの?(2019.4.19 撮影)
ホント宇宙船みたいなスタイリングに、他にはないメカニズム「ハイドロ・ニューマチック・サスペンション」名前だけでも未来っぽい。
車高を自分で操作して変えられる、こんな車でドライブしたい、今見てもカッコイイ。(2019.4.19 撮影)
ボルボ PV544 Volvo PV544(1959)
ボルボはこの当時から、なんだか頑丈そうな雰囲気があります。(2019.4.19 撮影)
3点式シートベルトが装着された初めてのクルマで、ダッシュボードのクラッシュパッドなどを装備するなど、昔から安全性の向上を目指したのがボルボだった。(2019.4.19 撮影)
現在のシートベルトがあるのは、もしかしてボルボのおかげ?しかも特許を無償で公開したなんて、自分だったら・・・(2019.4.19 撮影)
ファミリアの初代、実車は見たことがあるのか無いのか曖昧で、テレビで見たのかな?(2019.4.19 撮影)
1920年(大正9年)1月にコルクを生産する東洋コルク工業として創業したマツダ(84年5月に、東洋工業から社名変更)は、27年(昭和2年)に東洋工業と社名変更、1984年にマツダ株式会社に改称。まさかコルクの生産が車になるとは。
ぐふふ、また一つネタが増えたようだ・・・。(2019.4.19 撮影)
知らないことが多い時代のクルマなので、ネタの宝庫だ。(2019.4.19 撮影)
ダットサン サニー1000 B10型 Datsun Sunny Model B10(1966年)
日産を代表する車がサニー(日産じゃなくダットサンサニーが車名、サニーは公募で約800万通から決められた)トヨタのカローラに対抗する車だった。アイボリーの塗装がいいね。(2019.4.19 撮影)
最初はコラムシフト3速かフロア式4速だった。(2019.4.19 撮影)
トヨタ カローラ KE10型 Toyota Corolla Model KE10(1966)
日本にマイカーを広げた車と言ってもいいのが「カローラ」、やがてそれは世界中にトヨタと共にカローラの名前も広がっていく。
その名前は現在も引き継がれトヨタを代表するブランドとなっている。(2019.4.19 撮影)
残念なことにピンボケになってしまった、カローラの後ろ姿、何度もモデルチェンジを繰り返し、今も製造されているロングセラー(2019.4.19 撮影)
あまりにも有名だけど、詳しくは知らない。でも誰でも知ってるクルマがカローラ。
世界中のベストセラー、現代のカローラは完成度も高く、大衆車を超えたレベルのクルマになっている。(2019.4.19 撮影)
どこに行っても走ってる、現在も年間世界販売台数1位ってすごくない。世界のトヨタを支えてる。(2019.4.19 撮影)
BMW 1500 BMW 1500(1963)
第二次世界大戦後に開発された「Neue Klasse(ノイエ・クラッセ)」New Class(新しいクラス)と呼ばれる車がBMW1500、戦後経営危機のBMWを救った車。
逆スラントノーズのサメみたいなフロントフェイスがカッコイイ。
(2019.4.19 撮影)
フロントと逆のデザインのリア部分、前後でバランスが取れてるのかな(デザインの事よく判りませんが)、ヨーロッパのワインディングロードを駆け抜けていくのを想像してしまう。(2019.4.19 撮影)
現在のBMWのセダンの元祖となる車、この車でBMWは復活し、現在の地位を築いた。(2019.4.19 撮影)
トヨタ博物館 / TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM 自動車の歴史と進化 ⑩へ続く