トヨタ博物館 / TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM 自動車の歴史と進化 ⑥

車に関する事

フォード モデルGPW (ジープ) Ford Model GPW (Jeep)(1943)

ジープと言えばアメリカの4輪駆動の元祖みたいなクルマで、戦争映画には必ず出てきて、どんな荒野でも走るとってもタフなイメージ。(2024.8.18 撮影)

この小さな車体で戦場を走り回り、数々の修羅場を生き抜いた。四駆と言えばジープ、と誰もが頭に浮かぶ。(2024.8.18 撮影)

機能性のみ、余分なものは何もない、最低限でいい、他は何もいらんといってるようだ。現代のクルマの真反対。(2024.8.18 撮影)

合理的って言葉一言で表現できるのか、いらん事書きました。(2024.8.18 撮影)

タッカー ’48 Tucker ’48(1948)

昔、映画になった「タッカー」。見てないけど・・・車の映画だったのは知っている。その車がタッカー。
クルマを作ったのは、プレストン・トマス・タッカー(2024.8.18 撮影)

複雑なボディーラインが実現できるようになり、自動車が大量生産を迎える時代になったころのクルマなのかな。
ボディは空力を意識して作られたそうだ。(2024.8.18 撮影)

この車もヘッドライトが3つあり、真ん中はステアリング操作で照射方向が変わるらしい。タトラ87と同じような機能だ、偶然なのかタトラ87と同じ1948年製。当時の流行?
タッカートーピードと名付けられた車は「魚雷」をイメージして、作られたとか。(2024.8.18 撮影)

タッカーはリアエンジンのため、熱の逃がし方が難しいらしい。エンジンは水冷OHV水平対向6気筒。

イルカみたいな、潜水艦みたいなボンネットのマスコット、これは何だろう???
魚雷をイメージしているから、潜水艦だろうか?(2024.8.18 撮影)

タッカーは投資家から資金を集めたが、タッカーのクルマの性能に危機感を抱いた大手メーカーが政治家や実業家を巻き込み、裁判を起こしたとも。(大手メーカーがつぶしにかかるほど危機感を抱いたってこと?)裁判沙汰になり評判が落ち、生産できなくなり、わずか51台しか製造できなかったとか。そのうちの1台がここトヨタ博物館に。めちゃ貴重な車だ・・・。アメリカンドリームを夢見て、当時のビッグ3に挑んだが夢破れた、タッカー、今からでも映画見るべきかも。(2024.8.18 撮影)

フォード カスタム 4ドア セダン Ford Custom 4-Door Sedan(1949)

この頃になると、ずいぶん現代に近づいてきた気がする。キューバとかで走っているかも?(2024.8.18 撮影)

アメリカ映画の中流階級が乗る車みたい、勝手な想像ですが。
第二次世界大戦後、初めてフォードが発売した車で、フロントフェイスがバレットノーズ、弾丸の鼻と言うらしいフロントグリルの真ん中がそれなのか・・・(2024.8.18 撮影)

これは何のマスコット?(2024.8.18 撮影)

壁面のメーカー一覧

壁面に色々なメーカーの紹介が、どれだけ知ってる?(2024.8.18 撮影)

聞いたことの無いメーカー、今はもう無いメーカーたくさんあります。(2024.8.18 撮影)

カイザー フレーザー ヘンリー J Kaiser Frazer Henry J(1951)

アメ車にしては小さな車、見たことも聞いたことも無い、カイザーフレイザー。(2024.8.18 撮影)

短命な会社だったみたい。(2024.8.18 撮影)

サーブ 92 Saab 92(1951)

緑色のクルマはガチャピンです。違います昔のサーブでした。でもなんとなく顔も色もガチャピンじゃない?・・・
可愛いと思うけど、今でも売れるんじゃない、このデザイン。なんとなくロシアのワズと雰囲気が似てると思うのは自分だけ?(2024.8.18 撮影)

おしゃれな人が乗りそう。でもこのボディカラー、戦後に戦闘機の塗料が余ったから緑一色になったとか。(2024.8.18 撮影)

元々、スウェーデンの航空機のメーカーだったサーブが作った量産車第1号が、サーブ92。
サーブの社名がスベンスカ・アエロプランAB(Svenska Aeroplan AB)(頭文字からSAAB)だったとは知らなかった。(2024.8.18 撮影)

トヨペット SA型乗用車 Toyopet Model SA(1951)

なんだかフォルクスワーゲンみたいなフォルムですが、トヨタ車です。しかも社名がトヨペット。
トヨペットって販売店かと思ってた。(2024.8.18 撮影)

横から見ても・・・。もしかして、ドアハンドルの前に付いてるのって、ぴょこんと飛び出るウィンカー?
アポロ式方向指示器って言うんだ・・・実際に動くところ見たことない。(2024.8.18 撮影)

後ろから見ても・・・似てる。(2024.8.18 撮影)

戦後、日本はGHQに乗用車の製造を禁じられ、トラック等しか製造できなかったが、その後、乗用車の研究は認められ、やがて年間300台は製造しても良いと許可が下りた。
戦後初の乗用車がトヨペットSA型だったとか。(2024.8.18 撮影)

1930-1950sのZONE8に来ました

トヨタ博物館は時代ごとにZONE1~13まで分かれてます。

見たこと、聞いたことのあるメーカーの時代に来ました。(2024.8.18 撮影)

MGミジェット タイプ TA MG Midget Type TA(1937)

いかにもイギリスのクラシックカーって感じ、アメリカの巨大な車に比べると大きさが手ごろ。(2024.8.18 撮影)

リアのトランクがいい味出してる。ワイヤーホイールも美しい。(2024.8.18 撮影)

ウッドのメーターパネルがおしゃれ、そして機能的。ルームミラーがダッシュボードの上から生えてる?(2024.8.18 撮影)

MG Tシリーズは1. MG TA ミジェット、2. MG TB ミジェット、3. MG TC ミジェット、4. MG TD ミジェット、5. MG TF ミジェット、MG TF1500 ミジェットの5種類ある。
MGモーター社は1903年ウィリアムモリスが16歳の時、自転車修理から始まり、モーターサイクルや車の修理を経て、1910年モーリスガレージと社名を変え、自動車のディーラーとなった。(2024.8.18 撮影)

ポルシェ 356 1100 Porsche 356 1100(1950)

ポルシェと言えば、誰でも知ってるドイツの自動車メーカー。
ポルシェ 356は1948年に製造を開始したスポーツカーで、ポルシェの名前が付いた最初の自動車。
初代356(通称プリA)はフロントガラスが分割された2ピース構造、1952年以降はフロントガラスがシングルピース構造になっており、判別するポイントらしい。ちなみに356は社内の開発コードだって。(2024.8.18 撮影)

ポルシェと言えばRR、空冷水平対向4気筒OHVエンジン、このデザインは現代まで変化しながら受け継がれている。(2024.8.18 撮影)

1950年は日本では昭和25年、朝鮮戦争が勃発し、金閣寺が放火され全焼した時代。
その頃日本のクルマは・・・。(2024.8.18 撮影)

ジャガー XK120 Jaguar XK120(1951)

フロントフェンダーからリアフェンダーまで緩やかな曲線で繋がるボディ、そして小さなフロントグリル。(2024.8.18 撮影)

第二次世界大戦後にジャガーの新型車として発売された、ジャガーXK120。XKは直列6気筒DOHCエンジンのコード、120は公称最高速度120マイルを表す。
リアが必要以上に長く見えます、これもスタイリングのため?(2024.8.18 撮影)

これが昔のスポーツカーのコクピット(2024.8.18 撮影)

今でもジャガーは高級車の地位を確立している。(2024.8.18 撮影)

メルセデス ベンツ 300SL クーペ Mercedes-Benz 300SL Coupe(1955)

この翼を見たら誰でもわかる、ベンツの300SL。ガルウィングドアはレーシングカーをベースとした鋼管スペースフレームだったため車のドア下半分にフレームがあり、やむを得ず採用されたと説明に書いてありました。
デザインと技術力を見せるためにガルウィングになったと思っていたら、ホントは違っていた。やむを得ずだったんだ。うふふ、また、お利口になった・・・。(2024.8.18 撮影)

こんなドアから乗り降りしてみたい、そして、使いにくいんだよ、とぼやいてみたい。(2024.8.18 撮影)

サイドシルがめちゃ広い、確かに乗りにくそうだ。でもガルウィング使ってみたい・・・。(2024.8.18 撮影)

市販車で最初にガルウィングを採用したのが300SL。その後もカウンタックのシザードア、マセラティのMⅭ20のバタフライドア、ケーニグセグのラプタードアなど色々な開閉方法が考案された。(2024.8.18 撮影)

トヨタ博物館 / TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM 自動車の歴史と進化 ⑦へ続く

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