トヨタ博物館 / TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM 自動車の歴史と進化 ③

車に関する事

シボレー コンフィデイレイトシリーズBA(1932)    Chevrolet Confederate Series BA

1932年製のシボレー、この頃になると機能だけでなくデザインにも進化が。(2018.1.31 撮影)
ホイールはスポークホイールになり、ヘッドライトやナンバープレートを固定するためのステーや、ウィンカーもついてる。

ラジエーターグリルも四角じゃなくなり顔つきもおしゃれに。(2018.1.31 撮影)

ピンボケになてしまったマスコットマーク、鷲みたいな鳥?(2018.1.31 撮影)

アメリカで有名なメーカーと言えば、GMやキャデラック、フォードは昔も今も変わらない。

ディムラー タイプ45 Daimler Type 45(1920)

またすごい車が、ディムラーがイギリス最古の自動車会社だったんだ。(2018.1.31 撮影)

説明によると長い間、イギリス王室や各国の上流階級に愛用されていたらしい。
自分のご先祖様は乗ってないことは確かだ。(2018.1.31 撮影)

これが上流階級が乗る車の運転席だ。ハンドルの白いレバーは何?(2018.1.31 撮影)

女王陛下や王女さまもご乗車したのかな。(2018.1.31 撮影)

ダイムラーじゃないのね。デイムラーです。(2018.1.31 撮影)

シトロエン 5CV タイプ C3 Citroen 5CV Type C3(1925)

綺麗な黄色の車体はフランスのシトロエン、昔からおしゃれさんが乗る車だったのか。(2018.1.31 撮影)

この車、3人乗りです。(2018.1.31 撮影)

シトロエンのロゴマークは昔から変わってないみたい。と思ったらこれは4代目だった。現在は11代目になっている。(2018.1.31 撮影)

よく見るとホイールにもシトロエンの印が。(2018.1.31 撮影)

シトロエンって、創業者の名前アンドレ=ギュスターヴ・シトロエンからつけられたメーカー名なんだね。
への字を二つ重ねたエンブレムの形は、アンドレ・シトロエンが経営者のきっかけとなった歯車「ドゥブル・シュヴロン(double chevron)」または「ダブルヘリカルギア」(やまば歯車)をモチーフに作られたそうだ。
勉強になりました、また誰かに自慢する気だ・・・。(2018.1.31 撮影)

イスパノスイザ 32CV H6b Hispano-Suiza 32CV H6b(1928)

見るからに豪華な車が登場です、イスパノスイザって何?どこのクルマかと思ったらスペインで創業された企業で、スペインとフランスで航空エンジンや自動車の生産をしていた会社だって。(2018.1.31 撮影)

航空機のエンジンを製造してからなのか、ラジエーターグリルのロゴマークが羽を広げたような形をしている。
(2018.1.31 撮影)

さすが内装も豪華で中も広々、高級車なのがよくわかる。(2018.1.31 撮影)

航空機の技術を取り入れているとかで、今まで見てきた車より運転席の計器類が整ってます。(2018.1.31 撮影)

後部に立派なトランクがついて、長距離の移動も出来たのかな。(2018.1.31 撮影)

パブロピカソも愛用した高級自動車メーカーで、航空機エンジンや航空機の機関砲なども製造していた。

デューセンバーグ モデル J Duesenberg Model J(1929)

次から次へ豪華な車が展示されて、進むのに時間が掛かります。なんですかこの車は。(2018.1.31 撮影)

グリルもメッキ加工されて輝いてます。バンパーも曲線で優雅になってます。(2018.1.31 撮影)

後部のバンパーがサスペンションみたいな構造になり、安全性の事も考えられているのかな?。
後部のトランクもしっかりした造りのようです。(2018.1.31 撮影)

メーター周りも充実し、時計やオドメーターらしき計器も見えます。(2018.1.31 撮影)

前席と後部座席が完全に分かれて、ウィンドウスクリーンもそれぞれ独立しています。(2018.1.31 撮影)

サイドステップが凄い立派で、サイドミラーはスペアタイヤに革ベルトで固定されています。
ホイールもかなり進化しています。1929年でこの技術。(2018.1.31 撮影)

ボンネットのカーマスコットは繊細なつくりです。(2018.1.31 撮影)

前席と後席が分かれているのはデュアルカウルスタイルって言うんだ。(2018.1.31 撮影)

イスパノスイザ K6 Hispano-Suiza K6 (1935)

見るからに大きく、見たことの無いクラシックカーが。それに日本のナンバーがついてます。(2018.1.31 撮影)

日本のナンバーが付いているのは、佐賀の鍋島家13代当主がシャーシーで購入し、ボディーを日本で架装した車なんだって、どんなけお金持ちなの鍋島さん・・・。(2018.1.31 撮影)

トヨタ博物館で初めて日本のナンバーが付いている車を見た。(2018.1.31 撮影)

バックするの難しいだろうな、後方の視界がほとんど無い。(2018.1.31 撮影)

これがイスパノ・スイザのカーマスコットとロゴマーク、航空機にかかわる会社なのでなんの鳥なのかなと思ったら、コウノトリがモチーフなんだって。(2018.1.31 撮影)

その当時にフランスの高級車を輸入し、自分でデザインしたボディを職人に作らせるなんて、どんだけお金持なんでしょう。
鍋島家は佐賀藩の藩主で、その一族は明治維新後も華族(侯爵)など、とにかく凄い家系で、名家だったみたい。
13代当主の直泰は貴族院議員で自動車の愛好家だったとか、漫画に出てくるような、すんごいほんとのおぼっちゃま君だ。先祖は本物の殿様だもん(2018.1.31 撮影)

キャデラック シリーズ 452A Cadillac Series 452A(1931)

なんだか車がどんどん大きくなります。そして豪華に煌びやかに。(2018.1.31 撮影)

「どーん」って感じの押しの強い顔になり、地上最強の動物みたい。でっかい目玉で睨んでます。(2018.1.31 撮影)

エンブレムを見るとキャデラック、そしてV16気筒エンジンなのをアピールしてます。
エンジンは7.4リッター、でかっ!!(2018.1.31 撮影)

このキャデラックのカーマスコットは、フライングゴッデスと呼ばれるもの(2018.1.31 撮影)
今こんなの付いてるクルマ無い。2009年に歩行者保護の為にボンネットの突起物禁止が国際基準になった。

作るのにすごい手間がかかっていそう、曲面が多い。(2018.1.31 撮影)

ホイールにもV16エンジンであることをアピールしてます。
ホイールキャップのON、OFFの回転方向が分かるようになってます。(2018.1.31 撮影)

キャデラックと言えばアメリカを代表する自動車メーカーだった、今はどうなのか?(2018.1.31 撮影)

まだまだ続く、自動車の大群、世界中で自動車の開発が行われ、試行錯誤しながら進化した証(2018.1.31 撮影)

ブガッティ タイプ35 Bugatti Type35(1926)

この青い色のクルマは・・・(2018.1.31 撮影)

昔のレーシングカーみたいなフォルム(2018.1.31 撮影)

運転席も手作り感がいっぱい・・・(2018.1.31 撮影)

これを見れば車好きなら誰でもわかる、現代の超高級車メーカーのブガッティ
オークションに出品され、同モデル史上最高額の561万5000ドル(約6億1700万円)で落札されたとの記事がありました。もしかしたら、この車も6億円?、それが目の前に・・・(2018.1.31 撮影)

直列八気筒OHC・2262ccはスーパーチャージャーで130馬力。(2018.1.31 撮影)

昔は国別に色が決めれられていたのか・・・ナショナルカラーとはフランスはブルー、ドイツはホワイト(ドイツは白だったが、レースの計量で重量オーバーのため、塗装を剥がしてアルミのボディで優勝した、そこからシルバーアローと呼ばれるようになり、シルバーがドイツの色になった)、アメリカはホワイトとブルーのツートーン、イタリアは黒、イギリスはグリーン(ブリティッシュ・グリーン)、ベルギーはイエローだった、日本は最初金色にしようとしたが、南アフリカが登録していたため、白を基調に日の丸を入れたとか。
(2018.1.31 撮影)

ベントレー 41/2リットル

緑色の車体はどこの国?ドアにユニオンジャックが、グリーンはイギリスの色なんだ。
この色がブリティッシュグリーン?(2018.1.31 撮影)

車体後部にあるのはガソリンタンク?上部に給油口みたいなのがあります。(2018.1.31 撮影)

レーシングカーなので計器が色々装備されてます。(2018.1.31 撮影)

このマーク見たら誰でも知ってる、高級車ベントレー、昔からレースで活躍していた。
ベントレー史上もっとも有名な車の一つで、生産台数は665台(2018.1.31 撮影)

今でもベントレーと言えば、超高級車でスポーツカー並みの走行性能、もちろん乗ったことは無い。当たり前か。
(2018.1.31 撮影)

アルファロメオ 6Ⅽ1750 グランスポルト ALFA ROMEO 6Ⅽ1750 Gran Sport 

真っ赤なイタリアンレッド、昔からレースに参加していたアルファロメオ
ルパン3世が車に飛び乗りハンドルが取れるのが、この車。2018.1.31 撮影)

アルファロメオの特徴であるエンブレム、赤十字はアルファロメオの創業の地ミラノの市章、横にはヴィスコンティ家(イタリアの貴族)の王冠を被った大蛇がサラセン人を飲み込んでいる様子だとか。細かい設定はもっとあるみたいですが、大まかな意味はこんなところみたい(諸説ありますが)でも、このエンブレムカッコイイ・・・。(2018.1.31 撮影)

直列6気筒縦置き フロントエンジン 1752cc 85ps/4500rpm 4速MT FR(2018.1.31 撮影)

ルパン三世が乗っていた車、ルパンはアニメだけど車は本物(2018.1.31 撮影)

6Ⅽは6気筒、1750は排気量、こんなころからスーパーチャージャーがあったんだ。(2018.1.31 撮影)

SS ジャガー 100 SS Jaguar 100(1937)

白く優雅な曲線を描くボディ、そして気品のあるフロントグリル周り(2018.1.31 撮影)

なんだか今までのクルマとは違います、デザインがかなり現代風、フェンダーが流れるようにフロントタイヤからリアタイヤへ続きます。(2018.1.31 撮影)

運転席周りの造りも、メーターなどの計器類も、いかにも精密な雰囲気が漂います。(2018.1.31 撮影)
メーターに「SS」の文字が、しかもスピードメーターとタコメーターがハンドル中心から左右に開くようになってる。こんなの見たことない・・・

光り輝く、大きめのヘッドライトとラジエーターグリルは、もう美術品のようです。
ボンネットのエンブレムに「SS JAGUAR」の文字が。(2018.1.31 撮影)

ジャガーは1922年サイドカーのメーカーとして始まり、4輪に進出したメーカー。
SSはスワロー・サイドカー・カンパニーのことで、ジャガーの前身となった会社。
当時、ベントレーの約三分の一の価格で買えた高性能車がジャガーだったとか。そりゃ値段は大事だね。
しかも、こんなにカッコイイ。(2018.1.31 撮影)

トヨタ博物館 / TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM 自動車の歴史と進化 ④へ続く

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