トヨタ博物館 / TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM 行ってみたら凄かった ①

車に関する事

愛知県長久手市にあるトヨタ博物館に行ったときの様子です。
これまで、トヨタ博物館には3回行ったので、3回分をまとめて紹介します、展示車両が点検や修理などで交代します。
ブログを見て、訪問しても展示してない車両もありますのでご承知ください。(行く人いるかわかんないけど・・・)

愛知県長久手市にトヨタ博物館はあります。
自動車の場合、東名高速名古屋インターか、名古屋瀬戸道路長久手インターで降りる。
電車の場合、名古屋駅からだと、地下鉄東山線の終点、藤が丘駅でリニモ(愛知高速交通東部丘陵線)に乗換え、芸大通駅(げいだいどおり)で降車、歩いて5分(駅を出ると見えます)のところにあります。(2024.8.18 撮影)

自動車の歴史が詰まった博物館の前を、鉄道の未来の乗り物リニアモーターカーが通り過ぎていきます。(2024.8.18 撮影)

芝生広場になんだか変わったモニュメントが、風で動いてます(2024.8.18 撮影)

説明看板を見ると、風力・太陽光ハイブリッド発電装置と書いてあり、調べてみたら福井県にある協同組合プロード社が開発、2009年1月に設置されたらしい。これで本体と一部の照明などの発電をしているとか。未来の発電施設でしょうか(2024.8.18 撮影)

左側の建物がクルマ館、連絡通路で繋がる右側の建物が文化館。(2024.8.18 撮影)
クルマ館にはミュージアムレストランが併設されている。

こちらが文化館でクルマ文化資料室や、グッズ・おみやげのミュージアムショップなどがある。

トヨタ ボンネットバス Toyota Bonnet Bus

クルマ館の入り口を通り過ぎたところにボンネットバスが展示されてます。
クルマ館にそのまま入ると気づかないかも。(2019.4.19 撮影)

現在と違い計器類は最低限、とってもシンプル。ハンドル細い・・・(2019.4.19 撮影)

運転席の隣まで客席があり、運転席がノーガード、のんびりした雰囲気が・・・(2019.4.19 撮影)

写真や資料で見るくらいで、実車を見るのは初めてかも・・・(2019.4.19 撮影)

もっと案内してあげればいいのに・・・。気づかない人もいるのでは。(2019.4.19 撮影)

ボンネットバスは写真右側、写真を撮っている人が立っている場所です、入口の奥なので気づきにくい場所です。
さて中に入りましょう。(2024.8.18 撮影)

大人1200円、シルバー700円(65歳以上)、中高生600円、小学生400円
9:30~17:00 月曜日休館(祝日の場合は翌日)及び年末年始(詳しくは利用案内見てね)(2024.8.18 撮影)

ランチア モンテカルロ LANCIA MONTECARLO

エントランスにすでに1台展示してあり、気分が高鳴ります。(2024.8.18 撮影)

こんなランチア初めて見た、入口ですでに時間使ってます。(2024.8.18 撮影)

ランチアだとランチアストラトスとかHFデルタとかラリーカーのイメージが強い、後ろから見るとこの車がミッドシップなのがわかる・・・(2024.8.18 撮影)

フロントフェイスを見るとランチアなのが分かる。今では見なくなった逆スラントノーズ(2024.8.18 撮影)

説明文の右端に寄贈されたことが書いてあります、貴重な車を寄付してくれる人がいたから見ることが出来ました。
貴重な財産なのに、後世に残すために協力してくれる人に感謝です。(2024.8.18 撮影)

トヨダ AA型 Toyoda Model AA (Replica)

エントランスからエレベーターで2階に上がると、正面に鎮座してます。
これがトヨタ初の生産型乗用車だって。発売当初の価格は3,350円(名古屋店頭渡し)現在の値段にするといくらなんでしょう。(2018.1.31 撮影)

この車はレプリカですが、当時の技術でこんな曲線を作るのは大変だったのでは。(2018.1.31 撮影)

観音開きのドアって昔からあったんだ・・・。(2018.1.31 撮影)

これが、最初なんて信じられない内装です。すごい完成度に見えますが・・・(2018.1.31 撮影)

昔の技術屋さんって凄いな、ここからトヨタが始まったのか。どんな人が乗れたんでしょうか。(2018.1.31 撮影)

最初はトヨダだったんだ、「ダ」です。いつから濁らなくトヨタになったのかな。トヨダってなんか違和感あるよね。(2018.1.31 撮影)

トヨダ AA型を見ると3Fに行くエレベーターがありますが、左横の「クルマづくり日本史」のコーナーに行って見ました。(2024.8.18 撮影)

日本のクルマに関する歴史を見ることが出来ます。(2024.8.18 撮影)

夏休みなのでたくさんのお客さんが見学してます。今まで知らなかった自動車の歴史を学ぶことが出来ます。知ってるようで知らないことが多い。(2024.8.18 撮影)

中央部はディスプレイになっていて、下から上に途切れることなく自動車産業の歴史・物語・人物・系譜・数字が流れて行きます。これは動く年表「ヒストリーロード」です。(2024.8.18 撮影)

ダットサンの由来

ダットサンの由来を初めて知りました、そうだったのか・・・D・A・T ダットサン、まるで自分だけが知っているように自慢したい・・・でも、周りに車の歴史に関心ある人居ないしな~。(2024.8.18 撮影)

ベンツ パテントモトールヴァーゲン Benz Patent Motorwagen (Replica)

ガソリン自動車の第一号、現在のクルマの仕組みの原点です、よくこんな構造を作ることが出来たな、昔の人のアイデアは凄い。ハンドルが無いように見える。(2018.1.31 撮影)

基本的な構造がすでに出来てるのが凄いよね、現代のクルマと同じだもん。トヨタ博物館のYouTubeで実際に動かしている動画を見れます。エンジン後部のでかいフライホイールを手で回してエンジンを掛けてます、トヨタ博物館のすごい所は収蔵車両を動かせるように整備しているところです。
外国にもレプリカのパテントモトールヴァーゲンあるらしいけど、動かせるのは珍しいみたい。(2018.1.31 撮影)

この仕組みを考えて、苦労を重ね実際に作った人達がいるお陰で、現代の自動車になり、さらにどんどん進化している。(2024.8.18 撮影)

最初は棒ハンドル、現代のように丸いハンドルになるのはいつごろから・・・。(2018.1.31 撮影)

見たことも無い車や、聞いたことの無いメーカーのクルマが並んでいます。(2018.1.31 撮影)

ベンツ ヴェロ Benz Velo

こちらもベンツ、4輪になり、板バネのサスペンションがついたり改良されて速度がアップしてます。自動車の進化していく様子が見れます。エンジンカバーがついて安全性もアップした?(2018.1.31 撮影)

変速が出来るように進化してる。(2018.1.31 撮影)

3輪バギーみたいな車体が。(2018.1.31 撮影)

人力車

2019年4月19日に訪れたときはこんな感じで展示されてました。

さすがトヨタ、展示方法が「改善」されてます。
人力車って動力は人間だし、ヨーロッパから見たら相当遅れてる、しょうがないか・・・(2024.8.18 撮影)

人力車って日本で発明されたんだ。外国はエンジンの黎明期なのに日本は人力車だもん、でも、そこから追いつき追い抜いた。(2024.8.18 撮影)

時代の流れで消滅した人力車も、今では観光地の乗り物として復活している。明治時代の人もまさか復活するとは思って無かったのでは。(2024.8.18 撮影)

ド ディオン ブートン 1 3/4HP トライサイクル De Dion-Bouton 1 3/4HP Tricycle

自転車みたいなフレーム・・・。タイヤがだいぶ太くなりました。ゴムタイヤっていつからあるの?これも自動車?
現代でも走れそう(2018.1.31 撮影)

やっぱり自転車を改良した車体でした。(2018.1.31 撮影)

この当時のヘッドライトはアセチレンランプ(カーバイドと呼ばれる炭化物に水を加え、アセチレンガスを発生させ燃焼させる方式とか) ヘッドライト一つ作るのも手間がかかり、工芸品だ、進化は車だけじゃない。(2018.1.31 撮影)

何かのリンク機構みたいですが、この仕組みを完成させるためにどれだけの試行錯誤があっただろう・・・。(2018.1.31 撮影)

ドディオン ブートン

2019年4月19日に訪れた時に展示されていた車両。2024年のトヨタ博物館の車両データベースには乗っていません、展示もありませんでした。ド・ディオン・ブートン社はアルベール・ド・ディオン伯爵とジョルジュ・ブートンがつくったフランスの自動車メーカーなんだって、二人の名前からできた社名なんだ。外国によくあるよね。

自動車のご先祖と言われてるらしい。でも、ドライバーの前に乗るって怖くないかな、ブレーキで飛んでいきそう。(2019.4.19 撮影)

クルマが段々大型化していきます、そして複雑に。(2018.1.31 撮影)

スタンレー スチーマー モデルE2 Stanley Steamer Model E2

スタンレー初めて聞くメーカーです。ホイールやサスペンションが黄色でとってもきれい。(2018.1.31 撮影)

スタンレーは1897年から蒸気自動車を作り始めたんだって。丸いハンドルになってます。(2018.1.31 撮影)
よく見ると蒸気圧を操作するバルブがあります。ガソリン車には無いもんね。

車輪や運転席などの配置は現代の自動車と同じようになってます。(2018.1.31 撮影)

蒸気だから、運転するまでの準備が大変だったのか、蒸気機関車も動くまでに時間かかるもん。(2018.1.31 撮影)

こんな風になってるんだ、燃料タンクと水タンクの液体が必要なので重量が重いのかな・・・。(2018.1.31 撮影)

蒸気圧が上がるまで運転できないし、水と燃料の両方が必要だし、そりゃガソリンに比べたら運転するまでの手間がかかり大変だ。(2018.1.31 撮影)

ロコモビル スチームカー

2019年4月19日に訪れた時に展示されてたので紹介します。(2024年に訪れた時にはバックヤードで休憩)最初に蒸気自動車を市販したメーカーだとか。

蒸気で走るものと言えば、蒸気機関車。
昔は車も蒸気で走ってたんだ、そういえば漫画とか映画で見たような気がするけど・・・。

シンプルな運転席、と言うか何もない・・・。どうやって運転するの・・・?(2019.4.19 撮影)

スチームカー、蒸気のクルマ、そのまんま・・・人力車、蒸気、エンジン、どんどん進化していきます。
(2019.4.19 撮影)

パナール エ・ルヴァッソールB2 Panhard et Levassor B2 

赤と黒で派手な車がパナールのエ・ルヴァッソールB2、フロントグリルにラジエーターがつきました。
また進化してます。(2018.1.31 撮影)

FRの原型になったのがパナール、フロントエンジン、変速機などまたまた進化して、ペダル配置なども同じ?
(2018.1.31 撮影)

このころはまだチェーン駆動。(2018.1.31 撮影)

(2018.1.31 撮影)2024.8.18に訪問したときには展示されてませんでした。

パナール ルヴァッソール

2019年4月19日に訪れた時に展示されていたパナール ルヴァッソール
こちらのパナールはラジエーターグリルがしっかり作ってあり、だいぶ進化してます。

世界最古のガソリンエンジンメーカーだって。初めて知ることばかり・・・(2019.4.19 撮影)

ベイカー エレクトリック Baker Electric

電気自動車ってそんな昔からあったの・・・知らなかった、すごいじゃん。
その頃から車を動かすほどのバッテリーが有ったんだ(2018.1.31 撮影)

100年以上前に電気自動車があったなんて、今でも電気自動車乗ったことないのに・・・。(2018.1.31 撮影)

1900年代の初めにはたくさん走っていましたと説明文にあります。1900年は日本では明治33年、井戸水を汲み、行灯で灯りを取っていた時代に世界では、電気自動車が走っていたなんて。(2018.1.31 撮影)

ロールスロイス 40/50HP シルバーゴースト Rolls-Royce 40/50HP Silver Ghost

もう金ぴかで目もくらむような豪華な車が登場です。昔から超高級車だったのね。高級車と言えば誰もが知っているロールスロイス。(2018.1.31 撮影)

昔も今も、こんな顔のクルマが後ろに来たら、道を譲ります。(2018.1.31 撮影)

どんな人が乗っていたのでしょうか、どこ見ても金ぴかです。そんなところまで金ぴかにしなくてもいいのに・・・
貧乏人のひがみが・・・つい口に出てしまう。(2018.1.31 撮影)

もちろん後だって金ぴかです、金持ちに抜かりはありません、じゃんじゃん湯水のように使います。
(2018.1.31 撮影)

小さなねじまで出来るものは何でも金ぴかにします、お金持ちの執念でしょうか。目に映るものみんな金ぴかです。
(2018.1.31 撮影)

超高級車は昔も今も制作するのが大変だ、なんでもお金かかるもん。このころにはダンロップタイヤあったんだ。
ダンロップの創業者はアイルランドの獣医師(ジョン・ボイド・ダンロップ)で、息子の三輪車のタイヤを作ったのが始まりで、改良を重ね現在に至るタイヤメーカーになったとか。(2018.1.31 撮影)

このボンネットのマスコットマークだけでいくらするのでしょうか、水戸のご老公の紋所みたいです。
どんな車でも道を譲りそう・・・(2018.1.31 撮影)

ホイールだってこの通り、だってロールスロイスだもん。すんごい手間とお金がかかってます。(2018.1.31 撮影)

見るからに金ぴかなのに銀色の幽霊 シルバーゴーストですがどこがシルバーなの?と思ったらテスト車は銀色だったから・・・(2018.1.31 撮影)

トヨタ博物館 / TOYOTA AUTOMOBILE MUSEUM ②へ続く

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