「第35回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」 ①

車に関する事

オーナー記念撮影

 2025年4月20日(日)愛知県長久手市にあるトヨタ博物館で、「第35回トヨタ博物館クラシックカー・フェスティバル」が開催されました。(もう35回目なの・・・)
前日までの天気予報では雨が降りそうな気配でしたが、当日は曇りで雨が降ることも無く、ときどき薄日が差すような天気で安心しました。
 トヨタ博物館では、朝8時30分からの出発式の前に参加者の記念撮影が行われました。

トヨタ博物館館長・長久手市市長・オーナー代表挨拶

その後、トヨタ博物館の館長、長久手市の市長、参加車両オーナー代表の挨拶が行われました。

トヨペットクラウン(1960年 日本)の先導で市内パレード出発

トヨタ博物館館長のスタートフラッグにより118台の参加車両が長久手市内を約14kmパレードし、その後、愛・地球博記念公園に場所を移し、イベントが開催されました。
先導車はトヨタ 2000GTロードスターの予定でしたが、トヨペットクラウンRS21型(1960年式)に選手交代しました。

日産スカイライン2000GT(1970年 日本)

クラウンに続き、日産スカイライン2000GT(1970年式)がスタート。

クラウンの先導で2000GTが長久手市内のパレードに出発していきます。

オースチンA30(1956年 イギリス) 

オースチンA30排気量803cc 駆動方式 FR 4速MT フロアシフト

なんだかほのぼのする後ろ姿、いってらっしゃい。

オースチンヒーレースプライトMKI(1958年 イギリス)

この顔見たら誰でも笑顔になりそうなオースチンヒーレーが出発していきます。

ドライバーさんのハンチングと助手席の女性の麦わら帽子がマッチしてる。

モーリス マイナーピックアップ(1961年 イギリス)

モーリス・マイナーのバンのバージョンと共に1953年から73年まで造られたクルマで、32万6千台製造

今時見ないピックアップで巻き上げた幌がいいね。

フィアット 600ムルティプラ(1962年 イタリア)

横から見るとどっちが前か後か判らないなんて言われるのが、初代ムルティプラ、ムルティプラ(Multipla)とはイタリア語で「多様な」と言う意味でタクシーなどでも使われたとか。どこかのテーマパークなどで今でも活躍しそうなフォルムです。

こんなかわいいタクシーが来たら人気が出そう。ジブリの「魔女の宅急便」にタクシーで出てくる。

後ろ姿もチャーミング・・・いってらっしゃい。

フォルクスワーゲン タイプ2(1963年 ドイツ)

今でも時々見かけます、空冷水平対向エンジンを搭載したRR(リアエンジン・リアドライブ)

日本では”ワーゲンバス”などの名で親しまれてますね。カタログ名”Transporter”(独トランスポルター・英トランスポーター)ボディーバリーエーションは標準ベースモデルで大きく分け5種類だが、いろんなタイプが製造されてます。

ヒルマン インプ・カルフォルニアン(1965年 イギリス)

ヒルマンは知っていたが、この車は初めて見た。

イギリスの自動車メーカーのルーツグループが開発したヒルマン、同じイギリスのミニが前輪駆動だったのに対しリアエンジン・後輪駆動のRRを採用、水冷直列4気筒エンジンを車体後部に45度傾けて縦置きで搭載しているとか。

ロータス エランS3 FHC(1966年 イギリス)

イギリスのコーリンチャップマンが創業者のロータス、FHCとはフィクストヘッドクーペの略(もともとオープンモデルとして開発された自動車に、固定式の屋根を設けたモデル)

ブリティッシュグリーンのロータスエランの後ろ姿。昔はF1などの自動車レースでは、国別に色が決められていてナショナルカラーと言われていた。(国際自動車連盟(FIA)が国別に車両の塗装色を決めていた)
イギリスはグリーンだったことから今でもイギリスと言えばこの色。(日本は白地に赤)

メルセデスベンツ W112 300SE(1966年 ドイツ)

古くても誰もが判る車がベンツ、搭載された3ℓ直6エンジンは160hpでこの当時にエアサスペンションでオートマチックトランスミッションを採用していた。

1966年にこの車に乗れる人ってどんな人達?

後ろから見てもなんか近寄りがたいオーラが漂う。(個人の感想です)

ポルシェ 911S(1968年 ドイツ)

古くてもフォルムが変わらないのがポルシェ。64年から73年にかけて生産された911は「ナロー」と呼ばれる。先代の356より車幅が狭かったからという説が・・・

どこから見ても判るのがポルシェ。

シトロエン アミ6(1968年 フランス)

どこから見ても判らなかったのが「シトロエン アミ6」、こんな車初めて見た。

リア周りの造形が独特です、日本ではクリフカットと呼ばれリアウィンドウが後ろ向きに傾斜している。(Zラインと言うそうだ)。デザイナーのフラミニオ・ベルトーニは『トラクシオン・アバン』、『2CV』、『DS』などを手掛けている。(シトロエンのDSに似てるのは同じデザイナーだったからなのか)

フォルクスワーゲン タイプ1 バハバグ(1970年 ドイツ)

メキシコののバハ・カリフォルニア半島で行われるデザートレース(Baja1000等)に出場していた「BAJA Styleボディー」のビートルの愛称。

昔はときどき見ましたが、最近はすっかり見なくなりました

モーリス マイナートラベラー(1971年 イギリス)

車体の外装に木製の枠を取り付けたモーリスのマイナートラベラー

この車でホントに旅行していたのかな・・・。

本物を木を使っているので手入れを怠るとキノコが生えて来たとか、キノコの生えたクルマ見てみたい気もするけど。昔、同僚のルノー4の窓枠に苔が生えてるのを思い出した。

「第35回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」 ②へ続く

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